ハイブリッド車(HEV+PHEV)の伸びがEVのそれを大きく上回っており、「ハイブリッドシフト」が進んでいる。ただし、PHEVは2017~2019年はEVに分類されている。(出所:ACEAのデータを基に日経クロステックが作成した) ここではハイブリッド車にプラグインハイブリッド車(PHEV)を加えた。駆動源としてエンジンとモーターを備えている上に、構造的に似通っているからだ。すなわち、いわゆるHEV(ストロングハイブリッド車とマイルドハイブリッド車)とPHEVを合計したものをハイブリッド車と定義した。 ただし、欧州自動車工業会(ACEA)が2019年までPHEVをEVに加えて「ECV(外部充電可能車)」に分類していたため、ここで示したEVのデータは2017~2019年はEV+PHEV、2020~2022年はEVだけとなっている。 現在欧州は2035年までに全ての新車をゼロエミッションとする