ICBM発射をめぐり中国がアメリカに見せた歩み寄り。懸念のなかにあったシグナルとは。 最新の情勢から紐解きます。 【画像】横田基地で撮影された「RC-135Sコブラボール」 中国軍のICBM発射試験に合わせた動きか9月24日、アメリカ空軍・横田基地で撮影されたのは、RC-135Sコブラボールです。 真っ黒な右の主翼が特徴的なコブラボールは、敵対する国の弾道ミサイルの性能を調べるためにアメリカ空軍が開発した3機しかない偵察機で、小さな窓の奥には光学・赤外線センサーを備えています。 コブラボールが日本に姿を見せるのは、日本周辺でミサイルの発射試験の準備が行われている時で、撮影された数時間後には横田を去りました。その目的とは…。 能勢伸之フジテレビ特別解説委員: 中国軍が25日朝にICBM=大陸間弾道ミサイルの発射試験を行ったと発表していまして、発射の瞬間にコブラボールが上空にいた可能性がありま