中国東部の江蘇省蘇州で日本人学校のスクールバスが、刃物を持った男に襲われ、日本人の親子などがけがをした事件で、地元の警察は当時、男を止めようとして刃物で刺されて重体となっていた中国人の54歳の女性が死亡したと発表しました。 江蘇省蘇州で、6月24日、日本人学校のスクールバスが下校中の子どもたちを乗せてバス停に到着した際に刃物を持った男に襲われ、迎えに来ていた日本人の母親と一緒にいた子どもがけがをしました。 蘇州の警察によりますとこの際、スクールバスに同乗していた案内係の胡友平(54)さんが数回刺され、病院で手当てを受けていましたが死亡しました。 逮捕された男の動機などは分かっていませんが、事件当時、胡さんは刃物を持った男を止めようとしていたということで、警察は発表で胡さんが身をていしてさらに多くの人が被害に遭うことを防いだとしています。 保護者の1人は「案内係は子どもたちにとって身近な存在