アルコール依存症は専門機関で治療を受ければ回復が望める「病気」です。飲酒の習慣がある人や、家族がアルコールに依存する傾向にある場合、以下にご紹介する簡単なスクリーニングテストで、依存症の疑いがないか判断の目安にし、不安が有れば早めに専門機関で相談することをおすすめします。 アルコール依存症による健康への影響 アルコール依存症は、本人の健康に重大な悪影響があるばかりではなく、家庭崩壊や社会にも悪影響を及ぼします。 依存症であることを本人が自覚していないケースも非常に多い。 アルコールは60以上の病気やケガの原因になると、WHO(世界保健機関)は報告しています。なかでも、肝臓はアルコールを分解する臓器なので、肝機能障害が起こりやすい。 【引き起こされる主な病気】 脂肪肝(初期段階)⇒飲み続けると肝硬変(肝臓が硬くなる) 高血圧 膵炎(すいえん)⇒長引くと慢性膵炎、糖尿病 食道がんなどのがん 不