何用あって月世界へ つれづれ日記です。不定期更新。 太陽系関係の仕事をしています。タイトルは尊敬する故山本夏彦氏の名言より拝借しました。 本日、帰宅時のバス内での会話(とある停留所から3人の20代の女性が乗ってきました。); 「おじさんがさー、隣で泣いてるんだよ。」 「あー、プラネタリウムの『はやぶさ』ー?」 「うん。燃料もれちゃってさあ。地球を見失っちゃうところでさあ。鼻グスグスさせてるの。」 「『君の目的地は地球だ。』なんちゃってね。」 「擬人化しちゃってるんだ。」 「そうそう。あれ、日本ていうか、相模原で作ったんだよね?」 「あそこでそんなスゴイことやってるなんて知らなかったなー。」 「NASAだってやったことない技術なんだって。」 「地球に戻ってきたなんてすごくね?」 「んー、どこから戻ってきたんだっけ?」 「イトカワっていう小惑星だって。」 「日本の名前みたいだね。」 「糸川って