エジプト南部で3000年以上前の古代エジプトの都市の遺構が見つかり、発掘チームは、古代の都市跡としてはエジプト国内で最大規模で、当時の人々の暮らしぶりなどを解き明かす貴重な発見だとしています。 エジプトの著名な考古学者ザヒ・ハワス氏が率いる発掘チームは、8日、エジプト南部のルクソールで、去年9月から始まった発掘作業によって古代都市の遺構が見つかったと発表しました。 古代エジプト文明の最盛期に数えられる、およそ3400年前のアメンホテプ3世による統治時代のもので、黄金のマスクで知られるツタンカーメン王の時代にも引き継がれたと考えられるということです。 古代エジプトの都市跡としては最大規模で、完全に砂に埋もれていたため、保存状態もよく、泥レンガ造りの建物や壁が次々に発掘され、装飾品や陶器なども数多く見つかったということです。 発掘チームは、当時の人々の暮らしぶりなどを解き明かす貴重な発見だとし
