昨日使ったデータについてさらに調べてみたら、おもしろかったのでまとめておきます。 その中には、昭和62年(1987年)と平成19年(2007年)の比較で次のような数字がありました。 1987年の被雇用者数=4306万(正規雇用3456万人+非正規雇用850万人) 2007年の被雇用者数=5326万(正規雇用3436万人+非正規雇用1890万人) 2007年のほうは、社民党、民主党、さらに“ロスジェネの味方のふりをしているマスコミ”が「今や会社員のうち35%以上が非正規雇用!」と報じる元データです。 でもよく見ると「あれっ?」と思いませんか? だってこのデータをみる限り、過去20年で正規雇用数はほとんど変わってないですよね。非正規雇用が増えてるだけなんです。しかも1000万人も! これだとその意味するところは、「正社員が減って、不安定な非正規雇用が増えた」のではなく、「正社員は減っていない。
23歳、公務員です。今度お金を借りようと思っているのですが、それについて少し反対意見ももらっているので、それについてお聞きしたい事があります。 私の今回お金を借りる理由というのが、やむを得ない場合というよりも娯楽目的であるというのが正しい表現となります。娯楽という事ではっきり言ってしまえば、最悪お金を借りないとあっても別に生活が脅かされる事もありません。娯楽というのはあくまで余暇を楽しむ為のものですので、人生まで賭けるほどというわけではありません。 だから、娯楽の為にお金を借りると言うと身の回りの人は多くが反対するので、正直ちょっと迷い始めています…私としては自分で借りて自分で返済していくのだから、別にいいじゃないかというのが本音です。でも周りはそうは思ってくれないし…ここまで反対されるというのなら、止めるべきなのでしょうか?意志が弱い質問となり申し訳ないですが、ご意見をお聞かせ願えるでし
2007年06月07日 Google のソフトウェア・エンジニアリング Google Developer Day Tokyo の鵜飼さんのプレゼンより、「Google のエンジニアはどうやって開発しているのか?」 Google の研修 入社して最初の 3ヶ月は本社(Mountain View)で研修 研修中は、メンターがついて「Google での開発の仕方」を学ぶ 内部ウェブ・サイトで社内共有ライブラリの使い方などを説明する動画があるので、それで自習 Google のプロジェクト・チーム 開発拠点は米国、スイス、オーストラリア、インド、日本など 場所とプロジェクト・チームは関係なく、プロジェクト・チームが拠点をまたがることは普通。世界中の拠点全部合わせて、一つの Google エンジニアリング・チーム 開発はデザイン、コーディング、テスト、改善、デモの運用まで上流から下流まで同じチーム(同
_ 論理的思考の実践 昨日のエントリに引き続いて。 何事も言うだけなら、誰にでもできます。 そこで昨日のエントリの具体例を見てみましょう。 彼が「論理的思考の放棄」と題したので、私はアンチテーゼとして「論理的思考の復興」という タイトルをつけました。 しかし、私の気持ちとしては、「関数型プログラミングの復興」という タイトルのほうがふさわしいと考えます。というのは、「論理型プログラミング」は普及した概念であり、 それは「論理的思考」でもあるから、誤解を招きやすいのです。 Pólya の『いかにして問題をとくか』は数学の問題を解くための手段の一つであり、 関数型プログラミングは数学にかなり近いのです。したがって両者の親和性はとても高い。 _ 関数型プログラミングの実践 関数型プログラミング言語 Haskellは確実に流行りつつあります。 なぜならHaskellはサイコーだから。それ以上に理由
_ 論理的思考の復興 諸君 私はオープンソースが好きだ 諸君 私はプログラミングが好きだ 諸君 私は論理的思考が大好きだ 「KISS*1! PFP*2!! D&C*3!!!」 よろしい、ならば論理的思考の復興を果たそう。 プログラミングに論理的な思考が必須なのではない、我々は 論理的な思考を愛し、その手段によって問題が解決される故に、 論理的な思考に基づいてプログラムを書くのである。 いかにしてプログラムを書くか、我々の持つ手段は直感あるいは論理的思考である。インスピレーションに基づいてプログラムを書いたときの気持ちよさはすばらしい。しかし、人に与えられたインスピレーションの回数は有限である、それは神がお決めになったことであり、自分自身が持っているインスピレーションがあと何回残っているか、それを知る術は残念ながら無い。いつでもいくらでも直感が湧くと考えておられるなら、あなたは傲慢である。歴
Joel Spolsky / 青木靖 訳 2005年10月12日 水曜 FogBugz 4.0をいじり回すのをやめて、5.0に取りかかる時だった。私たちは大きなサービスパックをリリースし、誰も出会うこともないだろう細かいバグを山ほど修正し(そして誰も出会うこともないだろう新しい小さなバグを2つほど新たに作り)、何か本当に新しい機能を付け加え始める時になっていた。 開発に取りかかる準備ができた頃には、改良のためのアイデアはプログラマ1700人で何十年分になるくらいたまっていた。あいにくと私たちの元にいたプログラマは3人だけであり、来年の秋にはリリースしたいと思っていたので、やることの優先順位付けをする必要があった。 私たちが機能のリストを優先順位付けするのに使った方法のことを話す前に、やるべきでない2つの方法について話しておこう。 1番目。誰か1人の顧客に約束しただけのために何かの機能を実装
Jan 22, 2006 シュリーマンの語学習得法と音楽への応用 (10) テーマ:ピアノ好き、練習曲は・・・(431) カテゴリ:Language、言の葉 ハインリッヒ・シュリーマン(1822-1890)は、ドイツに生れ、商人として巨万の富を築き、トロイなどエーゲ文明の遺跡を発掘した有名な人物。 彼が巨万の富を築くことを可能にしたもの、その大きな一つとして彼の類稀なる「語学力」があげられるようだ。 十数カ国語を自由自在に駆使し、いち早く情報を取得してビジネス・チャンスを次々に掴み富を築いていったらしい。 しかも、彼は多くの外国語を極めて短期間に独学で習得し使いこなした語学の達人・天才と言われている。 彼の成功物語や語学習得法は「古代への情熱」という本にて語られている。 シュリーマンの方法は、基本、「音読学習法」。 毎日、1~2時間、できるだけ大きな声を出して本を一冊音読し、暗唱してしまう
第42回) 未来工業取締役相談役 山田 昭男(やまだ あきお) さん 休日年140日残業せず成果 他社製品と少しだけ差別化図る 未来工業取締役相談役 山田 昭男(やまだ あきお) さん 1931年、中国・上海に生まれる。48年、旧制大垣中(現・大垣北高)を卒業し、父が経営する電線メーカーに就職したものの、演劇に熱中し退社。65年、未来工業を設立、社長となる。2000年に相談役に退き、昨年、持ち株会社・未来の相談役にも。73歳。 「経営コンサルタントは、売れないものはやめろと言いますが、私は売れないものを作れと言う」 ――最近出した著書「楽して儲(もう)ける!」が話題を呼んでいます。確かに、社員に残業はさせず、年間百四十日の休日数は企業では日本一でしょう。 「朝七時に会社に出かけ、夜七時に帰宅すれば、十二時間を会社に拘束されているようなもの。八時間寝ると、自由時間はわずか四時間。残業なんか
1.)90年代に何が起きたか かつて1970〜1980年代に「品質」は日本の工業製品の代名詞でした。欧米諸国にとって、安価で品質の良い日本の製品は驚異だったのです。それがモトローラ社において『6シグマ』を生み出す背景となったし、ヨーロッパにおいて『ISO-9001』を引き出すきっかけになったのです。『CMM』でも、当時の日本の企業が持っていたプロセスが参考にされています。ある意味では、世界は日本の「品質」を目標にしてきたといっても過言ではありません。 それが今日、日本の工業製品の品質に赤信号が点滅しているのです。単に他国に追いつかれたという状態ではありません。今まで確保していた品質のレベルが落ちているのです。それもソフトウェアが原因とは限らりません。ソフトが原因のものが多いことは確かですが、ハードの設計や製造のプロセスも狂いだしています。 実際、私が買った日本製のオーディオのアンプはコンセ
TheC10kProblem - 「C10K問題」(クライアント1万台問題)とは、ハードウェアの性能上は問題がなくても、あまりにもクライアントの数が多くなるとサーバがパンクする問題のこと 目次 この文書について C10K 問題 関連サイト まず読むべき本 I/O フレームワーク I/O 戦略 1. 各スレッドが複数のクライアントを受け付ける. そしてノンブロッキング I/O と レベル・トリガ型の完了通知を利用する. 伝統的な select() 伝統的な poll() /dev/poll kqueue() 2. 各スレッドが複数のクライアントを受け付ける. そしてノンブロッキング I/O と 変更型の完了通知(readiness change notification)を利用する. kqueue() epoll リアルタイム・シグナル fd 単位のシグナル (Signal-per-fd)
【追記:『「三位一体」解消法(2007/3/6)』に続編書きました】 または「なぜ日本企業にDCF法が浸透せず回収期間法が生き延びているのか」 昨日のエントリに関連しての話だが、日本の企業の多くでは事業の評価方法として回収期間が重視されていた(今でもされてるだろうけど)。回収期間法とは、「当初の投資額が、その事業の上げる利益によってどの程度の期間で回収できるか」というのを見る方法。いわゆる「3年で単年度黒字、5年目で回収」って言い方ですな。 この回収期間法は使い勝手はいい反面、ファイナンス的に見ればナンセンスな代物なわけだが(「回収期間法とは | グロービス・マネジメント・スクール」あたりを見てもらえれば)、それでもまだまだかなり根強く残っている事業評価方法である。 僕は、この手法がしぶとく生き残っている理由は、実はこの「回収期間法」での評価が日本企業のコミットメントのとらせ方と非常に親和
納豆だの波動水だの血液型だのに沸く日本列島。 安部首相率いる現政府は「識者」達の「教育再生会議」を招集し、実にステキな対策や提言を通じて教育改革に取り組んでいます。 一方、アメリカにおいては既に1985年から大規模な教育改革プログラムが発動しており、現在も進行中です。 その名も"Project 2061"。 Project 2061は、先日も書いた最強の民間理系支持団体AAASを中心として、様々な分野の専門家を集め国ぐるみで作成された一大プロジェクトであり、全アメリカ国民の科学的思考力を増進するための76ヵ年計画を米国全土、あるいは州レベルにおいて遂行せんとする極めて戦略的で具体的なプランです。 Project 2061ではまず、Science for All Americansという報告をまとめ、「科学」とは何か、そして国民が身に付けるべき「科学力」とはどういうものであるか、について徹底
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