(参考写真)露天の市場で中国産のコメを売る女性たち。袋には「秋田小町」の商標が。このような光景はもう見られない。2013年10月北部国境都市で撮影アジアプレス。◆闇販売は一転して黙認 北朝鮮の北部都市の公設市場で、コメとトウモロコシの販売が1月から全面的に禁止されていたことが分かった。北部の咸鏡北道(ハムギョンプクド)、両江道(リャンガンド)、平安北道(ピョンアンブクド)の複数取材協力者が確認して伝えてきた。この措置によって食糧を購入できるのは国営の「糧穀販売所」だけになったが、その販売量が大きく不足しているため、不安が広がって様々な混乱が生じている。(カン・ジウォン/石丸次郎) アジアプレスが市場での食糧販売禁止を確認したのは北部地域の4都市。首都の平壌や他都市の状況は情報がなく不明だが、全国的な措置である可能性が高いと思われる。 「昨年末に、2023年から市場で一切の食糧の売買を禁じる
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