●桃の花が「くさぐさの滅びの色を」をどのように受け止めているか、読者に預けられている。ここでは桃の花が優しく包み込んで受けいれていると読んだ。
セメ国境の好ましい変化 ベナン・ウィダーからナイジェリア・ラゴスまで陸路移動するときには、悪名高いセメ国境を通る必要がある。 私が事前に読んだもので最も有益だったのは、「旅女 Tabijo 〜義眼のバックパッカー〜」というブログの、 【国境】ベナンからナイジェリア~名物セメ国境の今~ いよいよこの日が来た。 今まで行った国の中で一番怯えているためなかなか踏ん切りがつかなかったものの、ベナンの滞在期間に迫られる形でナイジェリアに向けて出発。 ... この記事であった。 内容は2017年の出来事だが、陸路の移動手段や両替商の記述については、2020年1月11日に私が体験したものとおおむね同じであった。ご関心の向きは、ぜひ参照ありたい。 ただ一点、この記事で綴られた内容から大きな変化があった(と推察される)のは、検問所の建物の様子である。 上記ブログの記事によれば、「簡易公衆トイレを2つ並べたく
1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:ブードゥー教のシャーマン、エグングン祭りに集まる > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち ラゴスへの道 ラゴスは1,000万人を超える大都市だ。富裕層のエリアを切り取った写真を見せられて、アフリカ大陸だとわかる人は少ないだろう。 駐在員が多く住む国際都市ゆえ、生活水準も低くない。それなのに、これはまったく不可解なことだが、ベナン国境からラゴスへと通じる道路は、理想から無辺際の隔たりをみせているのだ。 陥没と隆起のはてない路上に、無数のごみがひしめいている。論理の帰結としてひどい渋滞が起こる。時速20kmでも進めば御の字だ。 ナイジェリアより貧しいトーゴやベナンの幹線道路は好ましく整備されていたのに、これはどうしたことなのか。 ラディカ
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