はじめに 皆さん「納本」という言葉をご存じでしょうか。 くわしくは、下に載せたアドレスを通じて読んでみてください。 簡単にいうと「法律に則って、頒布を目的として一定の数以上作成された資料(=出版物)」を国立国会図書館に納める義務、を意味する言葉です。 「納本」という字面から、対象は書籍だけかな、と思われがちですが、実際はCD・DVD・ブルーレイ・レコード・楽譜・地図などといった幅広い媒体が当てはまります。 納本を行う理由は「文化的資産として広い範囲で利用されるようにこと、そして後世に長きにわたって残す」ためだと定められています。 納本の対象となる主な出版物は、販売・流通されているものです。ざっくり定義をすると「ISBNやバーコードがついているもの」になります。 それなら自分には関係ない、と思われる方も多いでしょう。しかし納本制度の概要によれば「日本国内で頒布を目的として発行された出版物は、
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