「エンジニアはどう生きるべきか」を説く本連載、前回は「モジュール」「工学性」「持続可能性」という3つのキーワードを元に、「持続可能性を最大化するエンジニアこそ至高」「全ての人はエンジニアであれ」とする「エンジニア主義」を提唱しました。これはあくまで、遠い未来を見据えた理想の物語でした。 今回は、はるかな理想は置いておき、実際にあなたの身の回りでの「エンジニアはどう生きるべきか?」という話です。実践できることとして、エンジニアという道をどういう指針で進むかを検討していきましょう。 前述の3つのキーワードは便利な定義なので、引き続き用いていきます。 「工学性」だけは独自用語なので復習します。工学性は、エンジニアリングの良しあしの度合いです。「より思い通りに=制御可能性」「もっと速く=時間拡大性」「誰でも=再現可能性」など6つの性能に分類しました。さらには、それぞれの性能に自動の度合いである自律
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