トヨタがジャパンモビリティショーにステアリングを出展する。「NEO Steer」と名付けられたそれはランクル250に搭載されていたが、なんと手だけでクルマのすべての運転操作を行えるという。しかもかっこいいのよ……。 文:ベストカーWeb編集部/写真:池之平昌信
トヨタがジャパンモビリティショーにステアリングを出展する。「NEO Steer」と名付けられたそれはランクル250に搭載されていたが、なんと手だけでクルマのすべての運転操作を行えるという。しかもかっこいいのよ……。 文:ベストカーWeb編集部/写真:池之平昌信
普通の映像から“動いている3Dシーン”をリアルタイム生成できる「4D Gaussian Splatting」【研究紹介】 2023年10月18日 華中科技大学とHUAWEIに所属する研究者らが発表した論文「4D Gaussian Splatting for Real-Time Dynamic Scene Rendering」は、2Dの映像から動的な3Dシーンをリアルタイムで生成する手法を提案する研究である。この技術は2D映像から動くキャラクターの3Dモデルや動的な3Dシーン全体を生成し、単一の視点だけでなく、多くの異なる視点から3Dシーンを閲覧することができる。 ▲高解像度の動的な3Dシーンでも、高品質の表示を維持しながらリアルタイムでのレンダリングを実現している。 keyboard_arrow_down 研究背景 keyboard_arrow_down 研究内容 「Novel view
初心者が気になるポイントとしては、50年前と最新設計のプレーヤーで何が違うのか、安物と高級プレーヤーで何が違うのか、いざ買う時はどのような部分を見るべきか、といった点が思い浮かびます。 2020年代のレコードプレーヤーまず最初に言っておきたいのは、レコードプレーヤーは2022年現在でもまだ技術的に完璧といえるレベルには到達しておらず、プレーヤーごとの特性がサウンドや測定結果に明確に現れます。機械設計の技術者にとっては、研究材料としてかなり面白いトピックだと思います。 そんなレコードプレーヤーと比べて、たとえばCDプレーヤーを見ると、1980年代のプレーヤーの時点ですでに90dB以上のS/N比、0.01%以下のTHD+N、±1dB以下のフラットな周波数特性といったスペックを余裕で実現できており、少なくとも可聴レベルでノイズや歪みが目立つといった問題はありません。 もちろんCDプレーヤーにもモ
本記事は、TechFeed Experts Night#26 〜 Web標準技術最前線 ー HTML/CSS/JSの「いま」のセッション書き起こし記事になります。 イベントページのタイムテーブルから、その他のセッションに関する記事もお読み頂けますので、一度アクセスしてみてください。 本セッションの登壇者 セッション動画 「2023年の Web 開発のベースライン」というタイトルで発表させていただきます。Web のエンジニアリングに関わって10年ほど経ちますが、フロントエンドが領域として成立して、多くの変遷を遂げる様を見てきました。それらを振り返りながら「今の Web 開発の現在地がどこなのか」みたいな話をできればと思います。 改めまして泉水と申します。株式会社ハウテレビジョンでプロダクト部門を担当しております。事業計画を引いたり、いろんなことをやっております。 今日のトークの目的としては、
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 中国の浙江大学や米マサチューセッツ大学アマースト校などに所属する研究者らが発表した論文「Cancelling Speech Signals for Speech Privacy Protection against Microphone Eavesdropping」は、マイクによる録音を無効化する手法についての研究報告である。この手法を用いると、隠し持ったスマートフォンや録音機で録音しても、その部屋での会話を収録することはできなくなる。 スマートフォンや音声アシスタントのようなデバイスは、盗聴のリスクを増加させている。この問題への対策として
アメリカで開催された国際的なCG学会・展示会「SIGGRAPH(シーグラフ)」にて、3D空間の新たな描画手法「3Dガウス・スプラッティング」が研究発表された。 【動画】実写並みの3D映像を高速描画!ハスの池の様子 3Dガウス・スプラッティングは、実世界で撮影された動画または大量の写真を読み込み、現実世界のデータを採取。このデータに特定の処理を施し、学習済データを事前生成することで、特定の視点からの情報をリアルタイムで再現可能となる。 一度事前処理を済ませれば、空間内を歩いたり飛んだりしている画像をリアルタイムで生成可能だ。一般的に3D描画に用いられるポリゴンはまったく使用せず、代わりに「ガウス」と呼ばれる色情報を画面内に重ね塗り(スプラッティング)することで、高速な描画を実現した。 この手法はフォトリアルな3Dシーンをリアルタイムで描画する画期的な手法として、注目を集めている。8月のSIG
「いらない人やモノ」だけを映像からキレイに消す技術「ProPainter」 シンガポールの研究者らが開発【研究紹介】 2023年10月2日 シンガポールの南洋理工大学に所属する研究者らが発表した論文「ProPainter: Improving Propagation and Transformer for Video Inpainting」は、動画内の指定した不要な動く物体を後から編集で消す技術を提案した研究報告である。これは、動画の欠損部分を修復するビデオインペインティングという技術を用いて、あたかも存在しなかったかのように除去するものである。 ▲左が入力動画。右が車だけを消した出力結果。車から出る煙は消えていないのが確認できる。 ▲上段が入力動画。下段が歩行する女性を消した出力結果。 keyboard_arrow_down 研究背景 keyboard_arrow_down 研究内容 k
日米欧の政界や産業界に衝撃が走っている。中国には「絶対不可能」とされていた半導体チップの超微細化を、「謎の技術」によって実現してしまったからだ。 これは、軍事兵器やAIの頭脳となる先端半導体を米国や台湾などに依存せず、中国が自前確保できるようになることも意味するが、はたして中国はいかにしてこの「謎のチップ」をつくり上げたのか。 前編記事『「本当に中国がつくったのか?」…ファーウェイ最新スマホに搭載された中国製「謎のチップ」に日米欧が絶句したワケ』につづき、この「謎の技術」の深層に迫る。 「ブレークスルー」できた理由 中国産7ナノのチップは、米半導体コンサルティング企業のSemiAnalysisの分析によって、中国の半導体大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)が技術の壁を「ブレークスルー」したことが濃厚となっている。 ファーウェイが8月末に発売した最新スマホ「Mate 60 Pro」に搭載さ
外からエネルギーを加えなくとも仕事を続ける「永久機関」は現実世界では実現不可能です。しかし、インターネット上ではまるで永久機関を実現したかのように見える置物が販売されています。この「永久機関を実現したような置物」を科学系YouTuberのスティーブ・モールド氏が入手して仕組みを解説しています。 This "perpetual motion" device is really clever - YouTube モールド氏が言及している「永久機関を実現したような置物」は以下の製品です。サンプルムービーを見ると、「上部の皿から落ちた金属球がレールを転がり、レールからジャンプして元の皿に戻る」という動きを延々と繰り返すことが分かります。何のエネルギーも加えられない場合、金属球が元の場所に戻ることはあり得ないため、何らかの仕掛けが施されているわけです。 モールド氏が入手した個体も、サンプルムービーと
三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou 知識の管理は学者の仕事であったが、これからはAIの仕事である。 幾百、幾千の知識の管理は人間の行えるところではない。 AIにはその能力がある。ただ、その体制が、システムが作れていない。情報学は博物学にもう一度回帰する。図書館情報学を含んで、それはより大きな体系となるだろう。 2023-09-18 14:49:10 三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou 人はやがてAIから知識を引き出すようになる。ちょうど大規模言語モデルから知識やオントロジー、アフォーダンスを引き出そうとするように、AIが所持した膨大なデータから自分用の知識を作り出す。 芸術でさえも、その流れから自由でないだろう。 2023-09-18 14:49:18 三宅陽一郎MiyakeYouichiro @miyayou いろいろ事情があって、ある論文
はじめに ITの世界で「低レイヤ技術」と呼ばれるものがあります。明確に定義されているわけではありませんが、アプリケーションのような直接エンドユーザに触れる部分ではなく、しかもなるべく生のコンピュータに近い部分、たとえばOSカーネルやコンパイラ、CPUを開発する技術などがあります。これらの技術に明るい人はそうそういないのですが、「やってみたい」という根強い人気があります。 学生のかたでもセキュリティキャンプなどで実際にある程度身につけてしまうような人もいます。そしてますますこの手の技術に趣味としてのめり込んでいって楽しくなる…というところまではいいのですが、「ではこの技術を会得した先に何があるのか」と不安になる人も多いようです。とくに学生さんの場合は「低レイヤ技術を使って今後なんらかの仕事をして生きていけるのか?」といったことが気になるようです。今日もそのような話を少し耳にしたので、自分の経
先週末に東京ビッグサイトで開催された「コミケ」。 個人的には「各キャリアのネットワーク品質は大丈夫かな」という心配をしながら、SNSをチェックしていた。案の定、NTTドコモのネットワーク品質がすこぶる不評なのがわかった。ダウンロード速度をチェックするアプリのキャプチャ画面が何枚も上がっており、NTTドコモのネットワークは「10年前の速度かと思った」と揶揄されているほどであった。 ただ、昔と違ってネットで簡単にサブ回線を調達できるということもあり、楽天モバイルやpovoの回線で、しのいだ人も多いようだ。 NTTドコモのネットワーク品質に関しては、今年に入って「ターミナル駅周辺で遅い」と指摘されていた。同社では4月に「この夏までに対策する」と発表。先日、基地局にあるアンテナの角度や出力、指向性などの調整などをして、都内の新宿、渋谷、池袋、新橋において、概ね、ネットワーク品質が改善しているとの発
蒸気や水といった流体の運動エネルギーを利用する「タービン」には、通常であれば羽根を用いるところ、羽根ではなく円盤を用いて稼働させる「テスラタービン」という種類も存在します。かの発明家ニコラ・テスラが生み出したこのテスラタービンの仕組みについて、エンジニア兼YouTuberのIntegzaことジョエル・ゴメス氏が解説しています。 Building Nikola Tesla's Bladeless Turbine - YouTube これは「アイオロスの球」と呼ばれる初期のタービンで、1世紀頃にアレクサンドリアのヘロンによって初めて文献に記された世界初の蒸気タービンだと伝えられているものです。 構造は単純で、内部に水を入れた容器を温めて蒸気を発生させ、その蒸気を回転機構に付けられたアームから噴出させることでアームを回転させるというもの。 アイオロスの球は非常にシンプルな蒸気タービンとして有名で
mRNAワクチンに代表されるバイオ工学の進化(人間の身体の工学的ハッキング) ChatGPT、StableDiffusionに代表される生成AIの進化 常温常圧超伝導(LK-99)の発見(※追試中) 人類の未来を明るくするか暗くするかは分からんが、次のステージには進みそうだな?
by DFSB DE 2023年7月22日に提出された「常温でも超電導を実現する」という論文は、これまでの「特定の物質を冷やすと電気抵抗が0になる」という超電導の常識を覆すものでした。常温でも超電導が実現可能になった場合、どんなことが可能になるかについて、ソーシャルニュースサイトのHacker Newsで議論されています。 Ask HN: Room temperature superconductor: what to expect? | Hacker News https://news.ycombinator.com/item?id=36930707 金属や化合物など、特定の物質を極低温まで冷やすことで生じる超電導は、基本的に-200度近い温度まで冷やさないと生じないような現象として知られていました。 そんな中、韓国の研究機関「Quantum Energy Research Centre
「パスキー」は各種ウェブサイトにパスワード不要でログインできるようにする仕組みで、AppleやGoogle、Microsoftといった大手テクノロジー企業が利用を推進しています。しかし、使い方を誤るとYubiKeyなどのハードウェア認証デバイスが使い物にならなくなってしまうとして、RustのWebAuthnライブラリを作成しているウィリアム・ブラウンさんが注意を促しています。 Firstyear's blog-a-log https://fy.blackhats.net.au/blog/2023-02-02-how-hype-will-turn-your-security-key-into-junk/ パスキーの認証の仕組みには、クライアント側に鍵を保存しない方法と、クライアント側に鍵を保存する方法の2種類が存在しています。クライアント側に鍵を保存しない場合、あらかじめ認証に利用する鍵を生
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