偽物語(下) (講談社BOX)作者: 西尾維新, VOFAN出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/06/11メディア: 単行本Amazon.co.jpで詳細を見る面白かったけど、なんだかスッキリしませんでした。『化物語』を読んだときのようなワクワクを味わえませんでした。ひたぎさんの出番が無しだったのが非常に残念です。しかも、好きになった頃とは別人のようになってしまったようだし。内面も外面も大幅に変化したそうだから、再登場したときも、好きでいられるかなあ。 それに、本作に限らず、西尾維新先生の作品では常に感じているのですが、本作で特に強く感じたことがあります。女の子がまるで記号のように思えました。主人公は、違う形の記号に合わせて、場面場面で形が変っているように思えました。 なんか、人間味を感じませんでした。なんか、ウケ狙いが見え透いていて、まったく可愛いと思えないんです。妹のオッパイ
スイート☆ライン (電撃文庫)作者: 有沢まみず出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/05/10メディア: 文庫 面白かったです。「声優さんが好き」という感情は理解できなかったのですが、楽しめました。作中で正午が言っていたとおり「声優さんの存在を知るのって、マスコット人形の中の人を見るようなもの」で、なんか、幻滅してしまうのです。小学生くらいのころ、声優さんの存在を知って、ちょっとショックだったことがあるんです。「サザエさんに出てくる波平やカツオの声って、実在する波平やカツオが喋っている」と思っていたんです。それが、声優という職業の、波平やカツオじゃない人が喋っていると知ったとき、なんだか悲しかったんです。そういう思い出があるからかどうかは分かりませんが、僕は、声優さんが好きというのは、無いんです。『アイドルマスター』の如月千早のCDは買っても、その声優さんが出演
神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルとイドラの魔術師 (GA文庫)作者: あざの耕平, カズアキ出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2009/04/15メディア: 文庫 サリエルさま格好良すぎる。信者になっちゃいます。いや、もう、本当に、彼みたいな性格悪い男って、好きです。たまに、相手のことを思いやっているかのような素振りを見せるのが良いです。ただ、モモを殴るのだけは、ちょっと嫌です。サド気質なツンデレなのかなあ。もうちょっとモモに優しくしてほしいなあ。あんまり、いじめないでくださいよぅ。モモ、可哀想。ただ、可哀想は思いつつも、その、いじめられているモモと、いじめている最中のサリエルって、面白いです。 公園の猛獣事件を解決したのって、何処までが計算で、何処から素なんだろう。モモを巻き添えにしての暴走行為はともかくとして、最終的な結果自体は、いつから狙っていたのかなあ。挑
とらドラ10! (10) (電撃文庫)作者: 竹宮ゆゆこ出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/03/10メディア: 文庫 前巻でごちそうさましたのですが、最終巻らしいので読んでみました。すみません。本当にすみません。筆者さんには申し訳ないのですが、「前巻でごちそうまのままでも良かった」というのが率直な感想です。竜児や大河の逃避行に共感できませんでした。というか、何のために、何から、逃げているんだろう。何がしたいのかも分からなかったです。一冊丸ごと、「いったいみんな何と戦っているんだ」状態でした。 あーみんの竜児への思わせぶりな態度って何だったんだろうとか、けっきょくみのりんと竜児の関係ってどう落ち着いたんだろう。けっきょく北村って、なんだったんだろう。とか、なんか、いろいろと疑問に残りました。「シリーズを通して焦点を当ててきた部分」とは別の部分を、最終巻で取り上げ
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