Windows Serverで別のサーバ名でファイル共有させるには、 以下の3点が必要です。 ①DNSに該当IPとホスト名を登録する。 ②NetBIOS名の別名を設定する。これには、サーバ上のレジストリを変更し、 サーバを再起動する必要があります。 ③Active Directory管理されているサーバではSETSPNを行う必要があります。 ■レジストリの場所 HKEY_LOCAL_MACHINESYSTEMCurrentControlSetServicesLanmanServerParameters ■値名 OptionalNames ■形式 REG_MULTI_SZ(1行に一つのサーバ名) ※レジストリ変更は自己責任でお願いしまーす(^^)/ ■SPN登録の方法 ドメインコントローラ上で次のコマンドを実行 SETSPN -A HOST/別名NetBIOS名 実体サーバ名 SETSPN
ファイルサーバー移行等で新旧ファイルサーバー名を1台のサーバーにまとめる時の注意点 本文書では内容まで触れないが、ファイルサーバへのアクセス方法はいくつかあり、ホスト名の紐づけの対応方法も異なる。 単にDNSで名前解決をしても、サーバ側で認識されない場合はアクセスできない場合がある。 ■テスト環境 [サーバー環境] 移行元ファイルサーバー:ServerA W2K3R2 移行先ファイルサーバー:ServerB W2K8R2 ADドメイン環境 [クライアント環境] Win2000Pro、XP Pro、Vista Enterprise、7 Pro、Win10 LTSB2016 ■設定内容 ・実コンピュータ名以外のサーバー名に応答できるようにサービスを設定 キー:HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters 名前:Op
1台のPCに複数のコンピュータ名を付けたい! コンピュータ名(NetBIOSホスト名)は、通常は1台のコンピュータにつき、1つしか定義できない。しかし場合によっては、1台のコンピュータに対して、同時に複数の名前を付けたいということもある。 例えば、あるサービスを提供している複数台のコンピュータを統合して1台にする場合、統合元のサーバの名前を新しいサーバにも付けておけば、ユーザーはサーバが変更されたことを意識することなく、そのまま利用し続けることができる。 また単にサーバの名前を変更する場合でも、いきなり変更するのではなく、新しい名前を追加で定義して両方のコンピュータ名でアクセスできるようにしておき、しばらく運用してトラブルが起こらないことを確認してから目的とするコンピュータ名に変更する、というような使い方もできる。 さらには、実験やトラブルシューティング用途などのために、1台のマシンで多数
以前Windows Server 2019で実施した内容をWindows Server 2022でもう一回やってみた検証内容のご報告です。 LanManagerはレガシな技術なので需要も少なそうな内容です。 環境と動機 ファイルサーバを統合する時に、旧サーバと新サーバの二台を一台に集約しつつ、共有名は旧サーバ名と新サーバ名の両方を使えるようにWindows Serverを設定したい、と言うときに、レジストリキーを操作してこの動きを実現していました。 以前の検証: 一台のファイルサーバで複数ホスト名で(一台を)参照できるようにする - treedown’s Report 今回はWindows Server 2022(評価版)でこれを実施してみることにします。 設定1:複数のサーバ名を登録する レジストリエディタから実施します。 "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Curre
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