Windows 11の登場から3年。アップデートでさまざまな改良が加えられているが、もっと便利にならないかと考えるユーザーもいることだろう。そうしたストレスは初期設定を変更したり便利な使いこなし術を覚えたりするだけでかなり解消する。 まずは、狙ったアプリやファイルを一発で開ける環境整備から始めよう。ここでカギとなるのは、「タスクバー」と「スタートメニュー」のカスタマイズだ。いつも表示されているタスクバーを“一軍”、クリックすると開くスタートメニューを“二軍”と捉えて、アプリやフォルダーを配置する(図1)。 図1 アプリを素早く起動するには、事前の環境整備が重要。タスクバーを一軍、スタートメニューを二軍と見なし、よく使うアプリをピン留めしよう。クリックですぐ開けるようになる。スタートメニューには、「ドキュメント」などの個人用フォルダーや「設定」アプリなども登録できる