写真:アフロ 《本記事のポイント》 野球史に残る"異端投法" "異端打法""異端"の科学手法が多くの命を救った事例も酒造りの"禁じ手"が品質向上につながった 投手と打者を、同時に極める――。 この「二刀流」と言われる離れ業に挑戦し、批判の目を向けられていた米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が、その実力を全米に証明した。 1日には、投手としての初登板で白星を飾る。3日には、本拠地での初打席で、ホームランを放った。これは「野球の神様」と言われたベーブ・ルース以来の快挙だという。さらに、4日には2試合連続となるホームランを放ち、全米を沸かせている。 大谷選手は、日本ハム時代に「二刀流」として成功を収めた。そして昨年末にメジャー移籍する。しかし、オープン戦では不振が続き、米メディアからは「まだ高校生レベルの打者」などと酷評された。 そうした中での今回の活躍は、「(二刀流への批判を)ここ数日で黙ら