ウクライナ・フリホリウカで、不発弾の破片を運ぶ農家と非常事態庁の処理班(2022年5月5日撮影)。(c)Dimitar DILKOFF / AFP 【5月11日 AFP】ウクライナで作付けの季節を迎えた。農家は今年、燃料と肥料以外のものを切望している。爆弾や地雷処理の専門家と防弾チョッキだ。 南西部フリホリウカ(Grygorivka)のイーホル・チアパ(Igor Tsiapa)さんのトウモロコシ畑には耕されてない一角がある。不発弾が横たわるその一角以外はすでに耕作が終わり、作付けを待つばかりになっている。 50代後半のチアパさんは5日、AFPに対し、「1週間半前にロケットを見つけたが、その辺りを避けて作付けの準備を進めた」と話した。数メートル先では、救急当局の爆発物処理班が不発弾の爆破準備を進めていた。 「多少なりともまともな作物を収穫したければ、すべてを予定通りにやらなければならない。中
