FC東京の監督が交代した。現在、後ろから数えて3番目。当然と言えば当然。むしろ、遅すぎる選択というべきだろう。とはいえ、新監督の座に就いたのは、FC東京の元監督であり、岡田ジャパンでどんな役を果たしていたのかよく分からなかった大熊コーチだ。大丈夫なの? と、クビを傾げたくなるのは僕だけではないはずだ。 それはともかく、FC東京に限らず、Jリーグの各クラブは、監督交代のタイミングが遅い。概して頻繁ではない。そうした意味での騒動が少ない。 そのクラブに相応しい順位から、3位ほど後ろの順位に3週間以上低迷すると、海外の地元メディアがまず放っておかない。ピ−チクパーチク、監督交代を囁き始める。 その点こそが日本との大きな違いだ。日本はそれどころか、批判さえしない。地元メディア、つまり日本の地方のメディアは、とても大人しい。日本代表で言う「岡田辞めろ!」と言い出しそうな勢いは、まずうかがえない。 「