リクルート入社後、事業企画に携わる。独立後、経営・組織コンサルタントとして、各種業界のトップ企業からベンチャー企業、外資、財団法人など様々な団体のCEO補佐、事業構造改革、経営理念の策定などの業務に従事。現在は、経営リスク診断をベースに、組織設計、事業継続計画、コンプライアンス、サーベイ開発、エグゼクティブコーチング、人材育成などを提供するプリンシプル・コンサルティング・グループの代表を務める。京都大学卒。国際大学GLOCOM客員研究員。麹町アカデミア学頭。 著書に『「一体感」が会社を潰す』『それでも不祥事は起こる』『転職後、最初の1年にやるべきこと』『社長!それは「法律」問題です』『インディペンデント・コントラクター』『愛社精神ってなに?』などがある。 組織の病気~成長を止める真犯人~ 秋山進 日本には数多の組織があり、多くの人がその中に属しています。組織は、ある目的のために集まった人た
写真1●JR東日本が提供する東京駅構内のナビゲーションアプリ。iBeaconで現在地を識別して案内する 公共・商業施設などを中心に、位置情報を示す信号を無線で発信する「iBeacon(アイビーコン)」を活用する動きが急速に増えている。例えば、東日本旅客鉄道(JR東日本)は2014年12月から、東京駅で「東京駅構内ナビ」の実証実験を始めた。スマートフォンアプリで構内案内地図を表示。乗り場や構内店舗などの目的地を入力すれば、その場所への経路案内をする(写真1)。 こうしたナビゲーションアプリでは、屋外向けにはGPS(全地球測位システム)がよく使われる。ところが都市部の建物内部や地下空間にはGPSの電波が届かない場所が多い。これを補うために、JR東日本は、地下フロアを含む東京駅構内各所に約160個のiBeacon発信機を設置。発信機は「中央のりかえ口周辺」といった位置情報を表すiBeaconの電
※ 別途Step by Stepの手順は作成します。(ずっと作ってないですね。すいません。) Step 1 : nordic nRF51822のDownloadページからnrf51SDK v6.xを入手する ARMgccベースのオフライン開発環境が構築される BLE nanoのチュートリアルに沿って、nrf51SDKを使えるようにする nrf51822\Board\nrf6310\s110\ble_app_hrs main.cのSOFTDEVICE_HANDLER_INIT行を内部クロック使用に変更 BLE readyなiOSあるいはAndroidデバイスから、nrf ToolboxのHRM等で動作確認 ここで作ったble_app_hrsはStep2で使うのでそのまま保存するか、別のデバイスにble_app_hrsを書き込んで使えるようにしておく Step 2 GNU make , cor
現地時間6日(5日はプレスデー)に米国ラスベガスで開幕する家電ショー「2015 International CES」。その前夜祭といえる「CES Unveiled Las Vegas」が現地時間4日に開催された。 2014年はレノボがPCを展示していりたり、PARROTがマルチコプターなどをデモンストレーションしていたが、今回はそれらの姿はなかった。 昨年はスマホで操作できるラジコンが話題を集めたPARROTだが、今年は一転。植木にペットボトルの水を自動で流すデバイスを展示していた。タブレットなどから調整可能
2年以内にIaaSの75%が再設計や廃止へ、従業員は自分の作業をクラウドで自動化し始める。IDCのクラウド予想2015年版 発表された10の予想を通してみると、6番で予想されているIaaSが機能ドリブンや極小価格のように利用モデルが細分化されていく様子や、それに伴い9番で予想されているIaaSという分野の大きな変動が興味深く見えてきます。 また、SaaSの普及によって3番で予想されている従業員が自分のためにアプリケーションを構築することが増えてくることや、4番で予想されているインダストリクラウドの発展、9番で予想されているIT予算のクラウドシフトなど、SaaS分野でも利用モデルとニーズが多様化していくことが見て取れます。 以下にIDCが発表した10の予想をまとめました。 IDC Reveals Cloud Predictions for 2015 1. 2016年よりも前に、IT部門の65
2015年がスタートしました。羊……、いや「未」です。 「未」は、もともとは木のこずえの未熟な枝を示す象形文字。『漢書律暦志』には「昧曖」(マイアイ)の「昧」と記されている。「昧曖」とは、アイマイな状態のことで、植物のなお成熟しきらぬ未熟な段階を意味するそうだ。 昧曖な年って、どんな一年になるのだろうか? ちなみに、これまでの未年を振り返っておくと、4回り前のときには、ツイッギーが来日し、3回り前のときには、国公立大学の共通一次試験が始まり、2回り前のときは、ジュリアナ東京がオープンし、1回り前には、個人情報保護法が成立した。 2015年の「未」は、60種類の中では32番目の「乙未(きのとひつじ)」。一回り前となる60年前、日本は神武景気で、高度成長期に突入した。 ん? ってことは、今年は景気がよくなるのだろうか? いやいや、そんなことは微塵も期待できない。仮に経済状況を示す“数字”が良く
「えっ、ここでもセンサー!?」 2014年末、食品スーパー大手ベイシア(前橋市)の佐倉店(千葉県佐倉市)に取材に行って驚いた。店舗入り口と、レジ付近の天井に数十台のセンサーが埋め込まれている。これで来客数をカウントし、15分後、30分後にレジが何台必要になるかをアルゴリズムで予測。柔軟にレジを開け閉めしてレジ待ちを解消しようというわけだ(関連記事:激安スーパーを支えるIoT、30分後の混雑予測)。 画期的なシステムだが、驚いたのは別の理由がある。その先月に取材した伊勢丹新宿本店(東京都新宿区)でも、同様にセンサーを活用していたのだ。 一部の売り場にセンサーを設置し、売り場に出入りする人の数をカウント。さらに販売員が持つスマートフォンとビーコンを接続して販売員の位置情報を定期的に取得。店内の顧客数に応じて、販売員が適切に接客をしているかをトレースする。
「IoT(モノのインターネット)」というと、真っ先に思い浮かぶのが製造業だ。機器や設備に取り付けたセンサーからネット経由で稼働データを収集し、運用・保守に生かす。典型例は米ゼネラル・エレクトリック(GE)の「インダストリアル・インターネット」構想やコマツの「コムトラックス」だろう。 例えば、GEが扱うのはガスタービンやジェットエンジンといった産業機器が中心だ。産業機器は高価で、維持管理に多額のコストがかかる。このため、「1%」でも稼働効率を高められれば、莫大なメリットが得られる。GEはガス火力発電プラントの効率を1%改善できれば、15年間で660億ドルの燃料費削減につながると試算している。 確かにガスタービンやジェットエンジンのように高価で、維持管理に多額のコストがかかる産業機器分野で、IoTシステムの導入が先行していることは確かだろう。とはいえ、小売りやサービス業界で導入例が全くないかと
「なぜこれほど時間と金がかかり、しかも望んだシステムが出来上がらないのか」――。 情報システムの開発に対して不満を持つ社長は多い。社長が抱く典型的な疑問と開発を成功させる勘所について改めて考えてみたい。典型的な疑問として次の5点を取り上げる。 疑問1・なぜ時間がかかる 疑問2・なぜ金がかかる 疑問3・なぜ簡単にできない 疑問4・なぜ要望が伝わらない 疑問5・なぜ自動化できない ここから先の記述は社長とシステム開発に詳しい友人との対話形式にする。疑問5点に言及後、勘所を説明する。 疑問1・なぜ時間がかかる 社長:営業のやり方と組織を変えようと準備を始めたが、「情報システムの手直しが間に合わない」と情報システム部門の責任者が泣きついてきた。製品別でやってきた営業組織を顧客別に組み直す、ついてはどの顧客にどの製品を納めてきたか分かるようにしてくれと頼んだ。たったそれだけなのに「半年はかかる」と言
前回は日米の視聴者の視聴環境/視聴スタイルについて解説した。今回は映像コンテンツの供給側に視点を移し、デロイトが毎年グローバルで実施している「デジタルメディア利用実態グローバル調査2014」をベースに日米の有料放送市場の違いと米国における映像配信市場の立ち上がりについて解説する。 有料放送ニーズの低い日本市場 日本と米国で最も大きく異なる環境の違いの一つが有料放送の普及度合いだ。日本では地上波、特に在京キー局の市場でのプレゼンスが非常に高く、視聴者にとってはNHKを除けば「テレビ視聴=無料」が当たり前である。それに対し、ケーブルテレビ事業者や衛星テレビ事業者が強い米国では、多くの家庭が有料でテレビを視聴している。供給側にとって、“映像コンテンツにお金を払う文化”が定着しているか否かは、事業展開する上で非常に大きな違いと言える。 図1●日本の映像コンテンツ産業における無料の地上波放送の影響力
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