ある人が「先生は民主党の方が強行採決が多いことを知らないのですか」と書いてきた。 どうもツイッターや産経新聞の情報を鵜呑みにしたらしい。 何を強行採決というかによって数え方が変わってくるのは当然だ。多数決で負けたほうは意見を踏みにじられたと言って強行採決だと言いたくなるかもしれない。 しかし、世のまともな人なら、教育基本法などで第一次安倍内閣が強行採決を連発したのは当時の新聞報道で明らかだ。重要法案で、委員会でもめて怒号が飛び交う中、委員長が審議を中断して採決を強行したようなことで、第一次安倍政権のときにはとても目立った(17回、18回と言われている)が、民主党政権のときには安倍政権と比べて少ないのは明らかだ(民主党政権でも強行採決はあった)。 何と言っても教育基本法、秘密保護法、安保法、の強行採決は歴史に残る酷いものだった。 だが今、ツイッターでは明確なデマが流れ、 また産経新聞がそれを
日本が渡してしまった「ヤバすぎる特権」…なんとアメリカ軍にとって、日本は「国境が存在しない国」だった! 日本には、国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めている。そうした「ウラの掟」のほとんどは、アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、じつは米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としている。最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」を参照しながら、日米合同委員会の実態に迫り、日本の権力構造を徹底解明する。 *本記事は矢部 宏治『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』(講談社現代新書)から抜粋・再編集したものです。 研究の成果をひとことでまとめると ここまで見てきた、「戦後日本」という国のあまりにもおかしな現実。約七年間、多くの研究者のみなさんといっしょに、その謎を解くための研究をつづけてき
日本には、国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めている。そうした「ウラの掟」のほとんどは、アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、じつは米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としている。最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」を参照しながら、日米合同委員会の実態に迫り、日本の権力構造を徹底解明する。 *本記事は矢部 宏治『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』(講談社現代新書)から抜粋・再編集したものです。 はじめに それほどしょっちゅうではないのですが、私がテレビやラジオに出演して話をすると、すぐにネット上で、 「また陰謀論か」 「妄想もいいかげんにしろ」 「どうしてそんな偏った物の見方しかできないんだ」 などと批判されることが、よくあります。 あまりいい気持ちはしませんが、だからと
残業代を請求した件ですが、支払っていただけました。 労基署では、一日9時間×4日=週36時間労働ということであれば変形労働時間制をとっているということだろうけれども、たとえその形でも一日9時間を超えた場合と週4日を超えて働いた分は残業代が発生すると、説明を受けました。 しかし残業代請求をしても満額で支払いがあることはなかなかないので、まずは多めに請求しておいた方がいいと言われ、とりあえず変形労働時間制はないものと考え(正式な契約があったわけではありません)8時間を超えている分の労働時間を2年4か月分請求しました。 そして、こちらの指定した期日に満額で入金がありました。 他のスタッフにも同じように支払ったそうです。 支払いのあった翌日に先生から手紙もいただきました。私を責めるようなことは一言も書かれておらず、今回のことを感謝するとまで書かれていました。 残業代請求は三田先生の職場がタイムカー
私は大学卒業後、マンガ家の三田紀房先生のもとでアシスタントをしていました。 記録によると平成17年9月5日から平成29年4月27日まで、11年と7カ月です。 かなり長いこと働いていました。 その間、楽しいこともあったし、いやなことも少しはあったような気がしますが、だいたい平和な11年7カ月であったと思います。 それは職場の人間関係が落ち着いていたことに加えて、業界の水準に比べても三田先生の職場が時間にきっちりしていたことが大きいと思います。 完成するまでとにかく徹夜と残業で乗り切るといったようなマンガ家の職場としてよくあるようなルーズさはありませんでした。だからこそ11年7カ月の間、落ち着いて仕事を続けられたのだと思いますし、業界の良くない慣習に流されずそうした職場をつくったことは三田先生の手腕だと思います。 しかし、です。 業界の水準よりはずっとましではあるものの、完全にホワイトかと言わ
三菱重工業が国産ジェット旅客機の事業から撤退する方針を固めたことが6日、分かった。2020年秋に「三菱スペースジェット(MSJ)」の開発を事実上凍結していたが、今後の事業成長を見通せないと判断した。開発子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)も清算する方針。累計1兆円の開発費を投じながら納期を6度延期するなど空回りが続いた。新たな産業育成に向けた官民による国産旅客機の構想は頓挫した。7日にも発表する
神奈川県のある公立小学校は、2020年度から通知表を廃止した。学期末や学年末になると、先生から通知表を受け取った子どもたちが一喜一憂するのは、昔から全国で一般的な風景。廃止は公立小としては極めて異例の取り組みだ。なぜやめたのだろうか。浮かんだ疑問はほかにもある。成績が分からないと、なにかと困るのではないか。そもそも通知表を出さなくてもいいのだろうか。答えを知ろうと、この学校の取り組みを追いかけた。その後の2年間で見えてきたものとは。(共同通信=小田智博) ▽大規模学校に着任した校長の問いかけ 神奈川県茅ケ崎市立香川小学校。各学年は5~6クラスあり、全校児童が千人を超える大規模校だ。国分一哉校長は、以前から通知表の在り方に疑問を持っていたという。18年4月に着任後、教員にこう問題提起した。「良い評価が多かったら喜び、そうでなければ悲しむだけ。それでは意味がないのではないか」 通知表をやめるこ
スポンサーリンク togetter.com 何も司馬遼太郎なり、塩野七生氏なりが悪いとかどうとかいう話ではない。小説家の書いた文芸作品として享受して愉しむものだということ。それを学問としての歴史学の成果と混同する人がいるわけで、ようは読み手のリテラシーの問題。 https://t.co/0gebzOP8FR — 丸島和洋 (@kazumaru_cf) 2016年6月4日 司馬遼太郎や塩野七生の著作はあくまで「文芸作品」なのだからそれを本当の歴史と混同されては困る、という指摘を最近いくつか見かけました。国家の選良がそんなものを座右の書とするようでは困る、というツイートも。 司馬遼太郎・塩野七生を史実として捉える事についてTLが賑やかなので思い出したけど、10年以上前にテレビで最高裁判官のプロフィール紹介してた時、半数近くの裁判官の座右の書が「坂の上の雲」か「ローマ人の物語」だったのはさすがに
香川県のネット・ゲーム依存症対策条例を巡る2つ目の裁判です。元高校生と母親が起こしている「違憲訴訟」で香川県が負担する弁護士費用の返還などを求めて18日、住民グループが県を提訴しました。 訴えを起こしたのは高松市の元高校教師・松崎光成さん(65)ら県民5人です。香川県の浜田知事を被告とする訴状を18日午後、高松地裁に提出しました。 高松市出身の元高校生・渉さん(18)と母親がゲーム条例は憲法違反だとして損害賠償を求めている裁判で、被告の香川県は3人の弁護士に代理人を委任しています。 契約書によると、着手金は原告の賠償請求額である160万円を上回る合わせて161万7000円で、訴訟終了後に別途、報酬金を支払うとしています。 松崎さんらは、この支出は県の裁量を逸脱した違法なものだとして2021年8月に住民監査請求を行い、棄却されたため提訴に踏み切りました。弁護士費用の返還と支出差し止めを求めて
結論から言うと、元吉本興業の芸人の山下敏感まなぶと言う人がネタを書いて、ヘライザーさんが演じるスタイルです。アンチに向け「台本やるからやってみろよ」っているのは、「裏に台本書いているおっさんがいる」と指摘されている事に対しての煽りでしょう(笑) 元々、山下氏が自分で姫野まなぶん、姫はじめしゃちょーなどの名前でYouTubeに物申す系の動画投稿していたのですが何度もBANをされた結果、『美少女転生』して、自分の作ったネタを演じさせる現在の方法にたどり着いたのです。 山下氏は吉本興業のガリガリガリクソン氏の元相方で「宮沢ボーボーりえ」と言うトリオでM-1(3回戦)出場経験もあります。そして構成作家としてガリガリガリクソン氏や他の芸人ネタを提供するなどされていた方です。 ガリガリガリクソン氏と山下敏感まなぶ氏でスカイデスマザーとしてYouTubeで活動してた事もあります。 言ってる事とやってる事
安全なはずの「歩道上」で、中学生になったばかりの加藤大翔さんが亡くなりました。 見上げるほどの大きなトラックに巻き込まれて。 それから1年。最愛の息子を失った父親は言いました。 「大翔が飛び出してきたわけじゃない。あなたが歩道に飛び出してきたんです。大人がしっかりしなきゃだめなんじゃないですか」 ハンドルを握るすべての人たちにもう一度意識してほしい「一時停止」の大切さです。 (名古屋放送局記者 廣瀬瑞紀) 1年前の6月19日の朝、その事故は起きました。 現場に到着すると、雨の中、見上げるほど大きなトラックとつぶれた自転車が残されていました。 自転車が通行できる通学路の歩道を走っていた中学1年生の加藤大翔さんが、道路沿いのガソリンスタンドに入ろうと歩道を横切って左折してきた大型トラックに巻き込まれ、亡くなったのです。 事故から2か月後、ご家族に手紙を送った私に、父親の二郎さんが電話をくれまし
くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。 著書は日本の政治や企業の広報戦略をテーマにした『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。 新刊『潜入 旧統一教会 「解散命令請求」 取材NG最深部の全貌』が発売中。 情報戦の裏側 できれば起きてほしくない「不祥事」だが、起きてしまった後でも正しい広報戦略さえ取れば、傷を最小限に済ませることができる。企業不祥事はもちろん、政治家の選挙戦略、芸能人の不倫ネタまで、あらゆる事
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