近況です。令和5年5月5日は生涯忘れることのない日付となりました。第3子となる長女が誕生しました。覚えやすい。 その日は昼頃より次男が熱を出しており、陣痛が来た妻への立会を泣く泣く断念。看病に徹していました ( 後にこれがインフルエンザパンデミックへとつながるのですが ) 。それから数時間後、待望の長女が産み落とされ
近況です。令和5年5月5日は生涯忘れることのない日付となりました。第3子となる長女が誕生しました。覚えやすい。 その日は昼頃より次男が熱を出しており、陣痛が来た妻への立会を泣く泣く断念。看病に徹していました ( 後にこれがインフルエンザパンデミックへとつながるのですが ) 。それから数時間後、待望の長女が産み落とされ
Off TopicおよびRepeat Rhymeという2つのPodcastで取り扱われていた「コンパウンドスタートアップ」という概念があります。まずは以下の2つを聞いてみてください。 Listen to this episode from Off Topic // オフトピック on Spotify. ◎今週のトピック コンパウンドスタートアップとは? / Rippling CEOのパーカー・コンラッド氏 / 複数プロダクトを作るべきか?ひとつにフォーカスすべきか? / 時代によって変わってくるかも / 1社あたり使ってるSaaSプロダクトは○○個! / SaaSアプリ多すぎて連携難しい問題 / “ひとつのプロダクトでは勝てない” / Figma買収から経緯と今後を考察してみる / ワードとエクセルはいち機能でしかない / シングルプロダクトの限界 / ラスボスのセールスフォースとMicr
本論の前に「noteがFacebookやTwitterにならないためには、と考えてみた (2020)」のなかで引用されていた「The Bill Gates Line By Ben Thompson (2018)」というエントリに非常に感銘を受けたため、これを使ってプラットフォームとは何かという概念を揃えておきたいと思います。 The Bill Gates Line 」のエントリの始点は「GAFA等のBig Techが提供するサービスは必ずしもすべてがプラットフォームではない」というところにあります。そこでプラットフォームという概念と、対比として生まれるのがアグリゲーターという概念です。 This is ultimately the most important distinction between platforms and aggregators: platforms are powe
2021年もあっという間でした。今年の後半は10X社を取り巻く状況が大きく変化し、その対応に追われるうちに年末を迎えてしまった、という大きな反省があります。 経営は「未来を予見し、先手を打ち、課題の発生を予防しながらリターンを高めていく活動」に価値があると感じていますが、その点での自己評価は50点ほどだったかなと思います😂 とはいえ、10Xという会社がこの1年でチャレンジしたことは大きく、事業の面のみならず組織の面で大きなアップデートができました。その中身は「これまでの10Xに対する印象」を大きく変えるものになるのではないかなと思います。
CEOはフィードバックサイクルが遅いという問題があると考えています(完全な結果責任、立場上フィードバックがされづらいなどの要因から)。これに対し、定期的・適切なフィードバックを行うことでCEO個人のイシューや、組織のイシューををあぶり出すことを目的にCEO評価を実施しました。 調査設計 2020/07までのメンバー13名を対象とし、投資家であるDCM Ventures原さん、猿丸さん(以下、DCM)と個別に1on1インタビューを実施してもらいました。この詳細についてはDCM猿丸さんがnoteに記してくれているので合わせて読んでみてください。 調査設計はSmartHRで行われているCEO評価の方法をSmartHR CEOである宮田さんに教えてもらい、これを参考にしました。 インタビューの質問項目に対し、DCMが独自に採点基準に作成し、レポーティングまで行ってもらいました。 調査の方向修正 実
この記事は、2019年5月に発表したタベリー「オンライン注文機能」と2020年5月に発表した「Stailer」という2つのプロダクトの間を埋めるために書いている。約1年の間に、10Xは何を目指し、何をしてきたのか。できるだけ要旨に絞って伝えられればと思う。
格差を生み出しているのは私たち自身? | 『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』 この本の著者はギリシャ危機の際に、ギリシャ財務大臣を務めたヤニス・バルファキス氏。 現在はアテネ大学で教授を務める。彼にはオーストラリアで長期間離れ離れに暮らす娘がいた。 彼の娘が幼少期の頃に投げかけられたある印象的な質問があった。当時の彼はその問いに対し、自分も娘も納得する答えが出せなかった。それは以下のような問だ。 「なぜ人にはこんなに格差があるの?」 本書は彼が娘にむけて経済の本質を伝え、自分の言葉で経済を語れるようになってほしいという願いから書かれている。 『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』 - Amazon ポイント 本書のポイントは「格差」が生まれた、構造的・歴史的な背景を「経済の発祥」まで遡り理解することが1点。 そして
心を構える「気づき」からスタートする科学と技術が発展し全てのスピードが早い現代において、普通に生きていると「不足しているものはない」と感じられる。故に、針の穴を通すような「自分だけが知っている気づき」の中にだけ、その後大きくなりうるものを孕むと考えている。一握りの人間は現状に何かしらの気づきを得ようとしているが、多くの人はそうではない。気づきを得るためには、気づくための訓練が必要だ。現状に「なぜ」を問いかけ、欠けているものを見つける訓練である。僕がこれまでに得た最大の気付きは、どんなに優秀な経営者、起業家、プロダクトマネージャー、クリエイターであっても、「気づきを得る訓練」をしている人は極めて稀だという事実だ。気づきを得るためには、そこにある事象、因果、携わる人の気持ち、外部の構造など全てを深く理解しようと務めなければいけない。1点ではなく、多面をだ。全てを理解するために最も手っ取り早いの
プロダクトが「狙った人の課題ををちゃんと解決できているのか」を確認するためにテスト(実験)する、ということを大事にしている。そしてテスト自体が自分だけではなく10Xという会社のカルチャーにもなりつつあると感じている。 テストというのは2つのステップでできている。 リスクの設計 リスクを言語化し、要素を細分化、優先度を判定する リスクの検証 要素に対し可逆的な解決方法を試し、結果をフィードバックする 一般的に、テストや実験という言葉から想起されるのは2の検証プロセスであることが多い。 しかし多くの”科学的な”テストに対して、効果を決定づけているのは1のプロセスであることが多い。つまりリスクの扱いにテストの巧拙が現れるのだと思っている。 リスクについての認識の誤り リスクというのは多くの日本人にとって「危険性」といった意味で多用される言葉だが、これは少し誤りがある。 リスクとは「事前に予期でき
私の2019年は、衝突と強烈な自己反省から始まった。あるきっかけから「愛に対する誤解・未熟さ」を突きつけられ、これまでを省み、名著「愛するということ」を貪るように読んだ。恥ずかしいことに、これからの人生をかけて自分を変えていきたいという気持ちでこの文章を書いている。 私について 今は2つの大事なものがあり、ほとんど全てを2つに費やしている。 1つは家族だ。大学時代に出会って以来、10年連れ添っている妻と、仮面ライダーに夢中な二人の小さな息子たちと慎ましやかに暮らしている。もう1つは「つくること」だ。「つくること」は自然と大事な仲間もつくってくれるので、正確には3つかもしれない。 いろんな対象を流転してみたが、この3つしか私には残らなかった。 特に家族とは「ロマンティックな記念日」や「驚くようなイベント」を通じてではなく、「極めて平凡な日常」を通じてお互いの信頼を育んでいる。妻にも、息子にも
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