東京のJR渋谷駅の「ハチ公前広場」に飾られ、長年待ち合わせ場所として親しまれてきたハチ公をモチーフにしたレリーフが、再開発に伴って撤去されることがわかりました。今月中にも工事が始まる見通しです。 撤去されることになったのは「ハチ公ファミリー」と名付けられたレリーフで、1990年にJR渋谷駅前の広場が、現在の「ハチ公前広場」に名称を変更したことを記念して制作され、長年待ち合わせスポットとして親しまれてきました。 画家の北原龍太郎さんが描いた原画を元に、ハチ公を中心に大小20匹の秋田犬がじゃれ合う様子が、およそ1200ピースを超える信楽焼の陶板で表現された、縦4メートル、横15メートルの大作です。 渋谷駅とその周辺では再開発が進んでいて、レリーフの移設も検討されましたが、管理するJR東日本によりますと、陶板でできているため解体や修復が難しく、撤去されることが決まったということです。 JR渋谷駅
