JSConf JP Nov 19, 2023. Yusuke Wada
こんにちは!ラクスルの灰原です! 軽量かつ高速なWebフレームワークであるHonoと、新進気鋭のJSランタイムであるDenoを使って、社内ツールを作ってみましたので紹介します。 作ったツール 技術スタック index.tsx の内容 Tips HonoでTwindを使う HonoのJSXでAlpine.jsを使う Hono+Denoでesbuildを使う おわりに 作ったツール テックブログ向けのアイキャッチ画像ジェネレータを作りました。 タイトルを入力して、 背景画像と文字色を選んで、 文字の位置と大きさを調整して、 後は「Download」ボタンを押せば画像が手に入ります。 これは以前、弊社デザイン組織で作られた「Zoom背景ジェネレータ」に多分に影響されています。 こちらのデザイナーブログも是非ご覧ください! note.com 技術スタック このツールは利用頻度がそこまで多くないと思
yusukebe さんの OSSで世界と戦うために を読んで感銘を受けた。 hono の快進撃もさることながら、OSSで日本のコミュニティの外にリーチしたり、 GitHubスター数を伸ばしたりみたいな話は、 自分も10年くらい挑戦し続けているけどあんまり表に出てこない気がするネタなので興奮した。 僕はいくつかの点で上記の記事とは違う方法でOSSで世界と戦っているのだが、 その中でうまく行っているものや、良くないと思っているものなどについて紹介したい。 GitHubのスター数 OSSを始めたばかりの学生時代、GitHubのスターへの執着がもはや煩悩の域であり、 集めたスターの数を合計するCLIツールを作ったり、 同じ計算方法でランキングを作るWebサイトを作ったりした。 このサイトによると、僕の今のスター数は9000を超えている。 自作したOSSの中では、スター数が1600くらいのものが2つ
「日本人」を理由にしたくないし、「コードは全世界共通語」なのは分かっているけど、自分が日本人で日本語を母国語としていることはOSSにおいて不利になる。 この2年間のHonoの開発をしてきた経験で分かったことだ。 そこに目を瞑ってはいけないし、自覚することで世界と戦えるかもしれない。今回はそのことについて書こうと思う。 8k 現在、HonoのGitHubスター数は8,000を超えた。 これはとんでもない数字なんだけど、もっと伸びるべきで、早く1万を超えなくはいけない。 npmのダウンロード数は週間「46,000」とこれは相対的に低く、こちらも伸びるべきである。 数字が全てではないが、こうした数字は昨今のOSSにとって「一番の」指標であることは確かだ。 だから戦うことはこの数字を伸ばすことである。 なぜ「戦う」のか なんで「戦う」というおっかない言葉を使い、そして戦わなくてはいけないのか。 ま
先日リリースしたv3.9.0でHonoの「Cloudflare Pages」のスターターテンプレートが新しくなりました。 これがなかなか面白いので詳しく紹介します。 使ってみる 使ってみてください。create honoコマンドを使います。C3(Create Cloudflare CLI)コマンドでもHonoを選べますが今のところそれだとWorkersのテンプレートになるのでcreate honoで。npmの場合は以下です。 選択肢がでてくるのでcloudflare-pagesを選びます。 そしたら、ディレクトリに入って、npm installしてnpm run devすれば開発サーバーが立ち上がり、npm run deployすればデプロイできます。 Viteベース で、以前からCloudflare Pages、もしくはWorkersも含み、Honoでアプリ開発をしていた人はこのスタータ
2023年10月20日にとらのあなラボ社と Deno 社の共催で、Deno Fest というイベントを開催しました。開催の様子は YouTube の配信や 𝕏 のハッシュタグ #deno_festなどから確認できます。 Deno Fest 全セッションが終了しました。 登壇者、参加者の皆さん、ありがとうございました!! #deno_fest #deno #toranoana_deno #toralab pic.twitter.com/LEAfCovABo — 虎の穴ラボ (@toranoana_lab) October 20, 2023 開催のきっかけ Deno 社では普段は全員がフルリモートで働いており、オフィスなどは持っていません。その代わり年に数回 Deno Offsite という社内イベントを開催していて、1週間メンバー全員が世界中から1つの場所に集まって、色々なトピックについて
You’ve got a new project to work on. Or you’ve got an existing project you’re motivated to upgrade to a more modern approach. Or perhaps you’re dissatisfied with your current modern framework or second-guessing yourself and you’re investigating alternatives. In any case, you’ve got a decision to make. There are lots of “modern” frameworks to choose from. Even if you’re not facing this choice right
NOT A HOTEL ではガッツリ Cloudflare Workers の上でアプリケーションを動かしています。 本格的にアプリケーションを開発しようとすると、ある機能 A を作成するために、それに依存する機能 B、機能 C を事前にセットアップしなければいけません。これらをスッキリさせる手法として Dependency Injection(以下 DI)があります。 環境変数もセットアップに必要な機能です。うちではどのように DI を行なっているか、一つの事例として紹介します。言語は TypeScript です。 ディレクトリ構成 di.ts を worker.ts と同じ階層に作成しています。 di.ts の中身 以下のようなコードを書いています。 使う時は new DIContainer(env, req) もしくは new DIContainer(env) と記述して利用できます
こんにちは、@941と申します。 YAPCは2010,2011,2012,2013と4回ほど@lestrratさんと一緒にYAPC::Asiaの運営を担当させていただきました。 先日、WEB+DB PRESS 22.9周年パーティというイベントを開催したんですが、YAPC::Hiroshimaのオーガナイザーである@kobaken氏から「広島でもこの雰囲気?このテンション?のセッションをやってもらえませんか?」とお誘いいただきまして「やるなら今しかねえ」とホイホイ乗っからせていただくこととなりました。 その盛り上がっていたイベントの様子はこちらです blog.kushii.net じゃあ何かしらやりましょうということで企画を始め、昔と今を繋ぐようなセッションにできたらと思って企画しました。WEB+DB PRESSパーティの打ち上げで@naoya_itoさんに会う予定があったのでちょうどいい
この記事は以前7月に自分で書いた「Hono + htmx + Cloudflare is a new stack」という記事を一部修正し、訳したものです。 Hono + htmx + Cloudflareは新しいスタック 以前、バックエンドエンジニアだった身からすれば、Reactは複雑だと感じることがあります。さらに(私はフレームワーク開発者なのですが)フレームワーク開発者にとってはハイドレーションの仕組みを作ることは厄介です。しかし、しばしばReactを使うことになります。 Reactの優位な点の一つは「JSX」です。最初見た時、JSXは奇妙に思えました。「なんでJavaScriptの中にHTMLのタグが入っているんだ!」。しかし、一度慣れると、JSXは柔軟で、書きやすいことに気づきました。 今日はこれから、JSXをサーバーサイドのテンプレートとして使う技術スタックを紹介します。これはつ
ワークショップ 来週というか今週の金曜日、名古屋でCloudflare Workers + Honoのワークショップをやるのですが、先日Birthday Weekで発表された「Workers AI (AIアプリがGPUで動く!)」が楽しいので、それを使ったアプリを作ろうということになりました。 先日もServerlessDays Tokyo 2023というイベントでCloudflare Workers + Honoのワークショップをやったのですが(4時間!)、その時にドタバタしちゃったんで、今回はもうやることを全部ここに書こうと思います。とはいえ「Cloudflare Workersとは」とか「Honoの特徴は?」とか書き出すとキリがないので、参考文献を参考にしてください。 準備してもらうこと まず、Cloudflareのアカウントを作って、Dashboardに入れることを確認してください
昨日、ワークショップの講師をしました。 華やかなものを作ってもらうはずが色々ありまして、 超簡易なブログのWeb APIが最終形になってしまいそうでした。めっちゃ地味です。見た目JSONです。 このまま終わると地味な印象で終わってしまうのがヤベーってなってその場で思いついたのが「ChatGPTにそのAPIを使わせるChatGPTプラグインを作る」です。 それをライブコーディングしたら湧いたのでその話をします。 ワークショップ ServerlessDay Tokyo 2023というイベントの一環で「Cloudflare WorkersとHonoのワークショップ」をやりました。 驚くべきことは「13時から17時」4時間という長丁場なことです。 未知です。 特にネタが尽きるの怖かったので、小粒な例題をいくつもつくっておきました。 想定外 いざ開始。 すると、別のワークショップとの会場が近く、声が
Cloudflare Workers + Hono ワークショップ 資料はこちら => workshops.yusuke.run #serverlessdays Yusuke Wada 2023-09-24 ServerlessDays Tokyo 2023 workshops.yusuke.run アジェンダ ワークショップについて Workers イントロダクション Hono イントロダクション 基本編 プロキシ編 Web API編 フルスタック編 AI編 Honoをより深く知る その他 1. ワークショップについて 1.1 対象 対象者 Cloudflareでのアプリケーション作成に興味のある方 Honoを使ってみたい方 フロント、バックエンド問いません 前提条件 Wranglerが動く環境をつくっておく npx wrangler が動く JavaScriptに対する知識があるとよい
JavaScriptのランタイム、Bunのv1.0がリリースされましたね 🎉 さて、僕がメインとなって開発しているHonoはBunと関係があるので、その話をします。 hono Express or KOA Bunのリリース時に使われた動画がかっこいいです。まるでApple。 この中で作者のJarredから肉まんのパスを受けるのがBunのDeveloper AdvocateでZodの作者のColinです。彼は「Web APIを作るためのフレームワーク」として以下のように言いました。 hono Express or KOA おおー。Express、Koaより前に来てていい感じですね。上記で貼ったリリースノートには順番が変わってますが、しっかりと名前が出てます。 Bun is tested against test suites of the most popular Node.js pack
Hono + htmx + Cloudflare is a new stack Jul 21, 2023 As a former backend engineer, I sometimes find React complex. Moreover, as a framework developer, creating a hydration mechanism can be troublesome. But we often end up using React. One of the main advantages of using React is JSX. At first, JSX seems strange - “Why are HTML tags in JavaScript!!!” However, once I get used to it, I find that JSX
Yesterday, on July 19, I hosted an event called ”Workers Tech Talks #1” in Tokyo. It’s a developer meetup for developers by developers, particularly aimed at those interested in Cloudflare Workers. As a Developer Advocate at Cloudflare, this was - exactly what I wanted! Let’s dive into the details of the event. Me? Before we get started, let me introduce myself. I’ve been working as a Developer Ad
https://workers-tech.connpass.com/event/287490/ - Workers Tech Talks #1 2023-07-19 (Wed) 日比谷 15分 -> 20分 hiroshi.icon 右側の2つ目のアイコンから Start Presentation を選択するとスライド的に見えます 自己紹介 株式会社 Helpfeel 去年の10月ぐらいに Nota から社名変更 Gyazo, Scrapbox, Helpfeel の会社 齋藤 宏 https://github.com/hiroshi Gyazo 開発チーム エンジニア app バックエンド側、インフラ, etc その昔はプレステ2でプラレールのゲーム作ったり DHH による Rails 登場で web 系に Gyazo と Cloudflare Gyazo の origin server
Workers Tech Talks #1 #workers_tech https://workers-tech.connpass.com/event/287490/ で発表した 「Cloudflare Workers + R2で低コストで画像配信を移行した話」の資料になります。 元ネタに…
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