(CNN) 新型コロナウイルスのデルタ株については、毎週新たに警戒すべき事態が展開しているように思える。先週にはワクチン接種済みの数百人の間で集団感染が起きたとの知らせが、マサチューセッツ州プロビンスタウンから届いた。とりわけ懸念すべきは、ワクチン接種者のサンプルから大量のウイルスが検出された点だ。それは彼らが実際のところ他者に感染させ得ることを示唆する。 新たな情報に合わせて、米疾病対策センター(CDC)は関連する指針を見直し、再び特定の状況でのマスク着用を推奨するとした。直近の集団感染が伝える真のメッセージはワクチンがいかに効果的にコロナ死を防ぐかというものだが、マスクの再導入は正しい判断といえる。デルタ株による感染が全国的に急増する現状にあって、こうした施策は感染の抑止に寄与するとみられるからだ。 CDCの改訂に対しては、例によって反ワクチン派、反マスク派がトマトを投げつけんばかりの
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