ホイールもハーシュネス対策に利いてくる 高原:それも効果はあると思います。あるいはダンパー、パネルの接点を変えるというのも一つありますし、ボールジョイントのフリクション(摩擦)という話もあります。問題となっているハーシュネスに対して、それらの寄与度がどのぐらいあるかを、明確に確認しようと思っていますので。あとはホイールの剛性なんかも効くのは確認してます。おそらくはどれか1つじゃないですね。 いろいろな手段があるというのは分かっていまして、弊害なく実現する方法を検討しています。先ほどのホイール剛性1つ取っても、剛性を落とすと今度はロードノイズがアップしたりする。いろいろな背反が出てくるので、そこはまだ鋭意、次のレベルに向けて検討しているという状況です。 池田:ホイールの縦ばねの話ですか。それがハーシュネスに関係あるわけですね。 高原:タイヤってまず路面と接するトレッド面があって、その次に空気