「テレビでしっかり戦え」=自民幹事長らが出演指導 「テレビでしっかり戦え」=自民幹事長らが出演指導 自民党の細田博之幹事長ら執行部は5日、国会内に山本一太参院議員ら中堅・若手議員5人を呼び、テレビ出演時の民主党議員らとの討論について「選挙モードに突入したのでしっかり戦え」と檄(げき)を飛ばすとともに、テレビ対策を協議した。 出席者は山本氏のほか、平沢勝栄、大村秀章、後藤田正純の各衆院議員と世耕弘成参院議員。テレビ局記者出身の石原伸晃幹事長代理が同席し、各議員の出演番組の録画を見せながら、具体的な反論方法などを指導した。 一方、協議後に後藤田氏は「閣僚や党幹部こそ積極的にテレビ出演して国民に説明すべきだ。だからわれわれが苦労している」と党幹部らを批判。麻生太郎首相についても「若い記者に『上から目線』で答えている。誠実に対応してほしい」と苦言を呈していた。(2009/06/05-19:5