Javaでは複数の定数をまとめて扱う型としてenum(列挙型)が用意されています。 これはこれで便利なのですが物足りないところもあって、それがSealedクラスなどを使うことで解決できるようになるので、解説します。 enum型 enumは状態やデータ区分を表すのによく使われます。 構文は次のようになります。 enum 型名 { 列挙1, 列挙2, ... } 例えば次のような状態を表すとします。 この状態を表すenumは次のようになります。それぞれの値は大文字で書くようにします。 enum State { READY, RUNNING, SUSPENDED, TERMINATED } enumではそれぞれの値ごとに処理を行うということがよくあります。そこでswitchと相性がいいです。 State s = State.READY; switch (s) { case READY -> Sy
