2008年にスウェーデンでサービスが開始されたSpotify。翌2009年にはイギリスでサービスを開始してヨーロッパに広がり、2011年にはアメリカ進出を果たしました。しかし、日本でサービスが開始したのは2016年。世界で広がっている中、日本でのサービス開始はかなり遅かったと言えます。 【画像でわかる】CDへの愛が裏目に!? 昭和を感じさせるあのアイテムが話題に!! では、Spotifyの日本上陸がここまで遅れた理由はなんだったのでしょうか。その裏には世界第2位の音楽市場ながらCDへの依存度が高く、諸外国のような「デジタル化」「ストリーミング対応」で後れを取り、それでいて「着うた」という独自の文化もまた芽生えた日本ならではの歴史があります。 加えて音楽市場の規模が大きいからこその、著作権周りの調整のハードルの高さもあったと言えます。それは具体的に見ていきましょう。
