国内の携帯電話5社は1日、電話番号あてに短い文章を送るショートメッセージサービス(SMS)を10年度にも各社間で送受信できるようにすることで基本合意した。現在は社ごとに仕様が違い、携帯会社が異なるとメッセージをやりとりできない。他社携帯との互換性がうまれれば、海外並みにSMSの利用が広がる可能性もある。 今回、合意したのはNTTドコモとKDDI(au)、沖縄セルラー、ソフトバンク、イー・モバイルの5社。 SMSは最大で70文字の文章を送受信できるサービス。auのみ「Cメール」という名前で、送信できる文字数は最大50文字となっている。 電話番号さえ知っていれば、普通のメールと同様に送ることができるうえ、料金は送信側の全額負担で受信側は無料。通話するよりも安価な点が受けて、海外では欧米を中心に広く普及している。 日本では97年から導入されたものの、他社携帯との互換性がない点がネックにな