我々が投資、資産運用について考える機会は近年増加の一途をたどっています。 SBI等のネット証券の台頭、NISA・iDecoといった制度の創設、会社でのDC制度導入、老後の資金不安、日本の年金制度への信頼低下、FIREへのあこがれ等、様々な要素が絡み合い、この20年で投資は過去に比して身近になったものと思います。 この投資・資産運用ですが、日本の資産運用業界には、以前から問題が指摘されてきたことがあります。この数年、金融庁はこの構造的な問題にメスを入れようとしており、今回発表した資料ではそれが更に浮き彫りになっています。 日本の資産運用業界が改善されていくことは、我々にとっては望ましい変化です(既存金融機関は困るかもしれませんが)。 日本の資産運用業界の何が問題なのか、今回は皆さまと確認していきたいと思います。 金融庁が発表したレポート 資産運用会社の経営トップについて 資産運用の透明性確保