ヨーロッパに流入する難民や移民が急増している問題で、フランスでは各地に合わせて1万人を超える市民が集まり、政府に対して難民などへの支援の強化を求めるデモを行いました。 中東やアフリカからヨーロッパに流入した難民や移民はことし36万人を超え、フランス政府などはEU=ヨーロッパ連合の加盟国で難民と認定した人たちを分担して受け入れる一方で、受け入れる対象者を絞り込む必要があるという考えを示しています。 受け入れを巡っては、フランス国内でも大きな議論になっており、今月2日に発表された世論調査では、回答した人の56%がさらなる受け入れに反対するなど世論は分かれています。