国土交通省中国運輸局が設置した「芸備線再構築協議会」の第1回協議会が、3月26日に広島市内で開かれる。2023年10月1日に施行された改正地域公共交通活性化再生法に基づき、同月3日にJR西日本が設置を要請。関係する沿線自治体への聴取を踏まえて、24年1月12日に設置が決定された。広島市と岡山県新見市を結ぶ全長159.1キロメートルの芸備線のうち、特に利用客数が少ない備後庄原(広島県庄原市)~備中神代(岡山県新見市)間の68.5キロメートルが対象だ。 路線の存続か、バスなどへの転換か、前提を置かず話し合う場となる。芸備線を巡っては、JR西日本と沿線自治体との間で、21年8月から利用促進に関する検討会議、23年2月からは状況のヒアリングが複数回行われている。再構築協議会は、今までの話し合いと何が違うのか。JR西で中国地方を管轄する中国統括本部のトップを務める蔵原潮常務執行役員に聞いた。 「これ
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