埼玉県川口市。野球場や陸上競技場、テニスコートなどが集結する青木町公園総合運動場の一角に、“色あせた京急電車”がいる。「京浜急行電鉄 デハ236号」だ。川口市は7月、引取先を公募。8月5日に締め切られ、その行方が注目されている(写真40枚)。 現場は西川口駅東口から徒歩15分。デハ236は、同運動場の南門付近に、蒸気機関車9600形9687号機とともに保存・展示されている。このSLは、屋根付きの囲いのなかで保存されているが、京急電車は雨ざらし。“京急の赤”は失われ、塗装ハゲや色あせが目立つ。 市関係者は、「蒸気機関車についてはこれから手を加えて保存していく予定。残念ながら京急電車は、引取先を探すことになった。応募状況については、具体的に明らかにできない」と話していた。 この16m級2ドア電車デハ236は、1930(昭和5)年、湘南電鉄デ1形として登場。のちに京急へと引き継がれ、デハ236と
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