前回はOpenStack Octaviaの概要を説明したので、今回はLoadBalancer(LB)が作られたときにOpenStack Octaviaがどのような動作をするか説明したい。 なお、LBの更新や破棄、PoolやListenerなどなどの操作については、今回説明する内容とほとんど同じであるため説明を省略する。 基本構成 基本構成は前回説明したものと同じ。 neutronとnovaがあり*1、Octaviaが単独のノードとして存在する。 Octaviaはneutron LBaaSのバックエンドととして動作するように設定されている。 1. neutron LBaaS APIが叩かれるとOctaviaに通知が行く クライアントからLBの作成要求が来る。 要求を受け取ったneutronは、OctaviaにLB作成要求をする。 OctaviaはREST APIなインターフェイスを持っている
