台湾の修学旅行 9割が訪日 おもてなし 自治体 知恵絞る 文化や農作業…地域アピール 2013年10月21日(最終更新 2013年10月21日 11時11分) 台湾からの訪日教育旅行を誘致する現地説明会。日本全国の自治体などから約120人が訪台し地元の学校関係者らに地域の魅力をアピールした=9月23日、台北市内のホテル ●「もっと情報を」九州に注文も 日本では明治時代に始まったという修学旅行が台湾の高校にもあり、行き先の9割が日本であることをご存じだろうか。台湾の教育部(文部科学省に相当)が10年ほど前に補助金制度を設けて本格化した。受け入れる日本の観光業界としては将来のリピーター客を育てる「種まき」事業で、自治体としても国際交流や地域経済への波及効果などメリットが多い。日本から自治体関係者らが大挙して台湾を訪れ地域の魅力を売り込むなど誘致合戦も熱を帯びる。 (台北・横尾誠) 台湾の