スマートフォンなどの普及に伴って通信量が急激に増えていることから、通信大手のKDDIは、アメリカの大手IT企業のグーグルなどと共同で、日本とアメリカとを結ぶ光海底ケーブルをおよそ300億円かけて建設すると発表しました。 スマートフォンやタブレットの普及に伴って、日本を含むアジアでは通信量が急激に増えていますが、情報量が多い動画投稿サイトなどの拠点はアメリカにあることが多く、アメリカとアジアを結ぶ通信網の拡充が課題になっています。 こうした状況を受けて、KDDIはアメリカのグーグル、中国やシンガポールの通信会社などと共におよそ3億ドル(日本円で306億円余)をかけて、日本とアメリカとを結ぶ大容量の光海底ケーブルを新たに建設すると発表しました。 新たな海底ケーブルは、千葉県にあるKDDIの中継所とアメリカの西海岸との間のおよそ9000キロを結ぶもので、再来年の春頃の運用開始を目指しています。