ことし4月の地震の発生からまもなく半年となる一連の熊本地震について、気象庁は地震のデータを詳しく解析した結果、10日までに発生した震度1以上の揺れを伴う地震の回数は、これまでの2倍近くの4000回余りに上ると発表しました。 最大震度別では震度1の地震が1401回増えて2434回、震度2の地震は418回増えて1109回でした。また、震度5弱の地震は3回、震度5強の地震は1回、それぞれ増えて、震度5弱以上の揺れを伴う地震の回数はこれまでの20回から24回に増えました。 気象庁は一連の熊本地震の地震活動は全体として減る傾向にあるものの、それ以前より地震の多い状態が続いているとして、引き続き注意を呼びかけています。
