岸壁に設置された繋留用のボラード(係船柱) ボラード(英語: bollard)は、岸壁に設置して船を繋留したり、道路や広場などに設置して自動車の進入を阻止したりする目的で設置される、地面から突き出した杭である。本来の意味は、岸壁に設置して船を繋留する目的の方であったが[1]、今では道路交通を制御したり指示したりするための様々な構造物をも指す。この言葉は船を係留していた木の幹を意味するboleという単語が変化した[2]。 繋留用ボラード、イギリス、ライム・リージス (Lyme Regis) 繋留用のボラードは係柱(けいちゅう)、係船柱、繋船柱(けいせんちゅう)ともいう。2本並んだ双係柱のみをボラードと呼び、単一のものはビットと呼んで区別することもある。また船側でロープを掛ける突起物をボラードと呼ぶこともある。 英語のボラードという言葉は、ノルマン・フランス語のBoulardという単語から来て