貯蓄なんてシンプルです。決して誰にでもできる簡単なことではありませんが、シンプルなものです。誰もがもっとお金が欲しいと思っているでしょうが、長期的に経済的に自立するための近道というのはありません。貯蓄には、以下に挙げるこの4つの基本しか方法はないのです。 1. 支出を減らす まずは、一番コントロールしやすいことから始めましょう。自分ではそう思わないかもしれませんが、ほとんどの人は支出を減らすことができます。私の知っている貧しい国に旅行した人は全員、自分たちがいかに良い暮らしをしているかということにショックを受けて帰ってきています。たとえ自分はそんなにたくさん物を持っていないと思っていても、世界中の何十億という人たちと比べると、贅沢な暮らしをしています。 消費のほとんどは、社会的なプレッシャーや、広告に煽られたり、単純に「これなら買える」と考えて買っているものです。購入に至る前に、「これを買
2012年の日本の相対的貧困率は16.1%と過去最悪を更新した。相対的貧困率とは、国民の所得分布の中央値の半分(2012年は122万円)未満である状態を示す。相対的貧困率には所有する資産は考慮されていないが、誤解を恐れずに単純化すると日本人の6人に1人が貧困状態にあるということだ。今年1月時点の生活保護受給者も217万人と過去最多に上る。 「貧困は自己責任」「本人の努力が足りない」――。 貧困世帯には時として厳しい批判が飛ぶ。だが本当にそうなのか。病気、ケガ、介護、転職、失業……誰にでも起こりうる事態をきっかけに、人々は「安定」からいとも簡単に滑り落ちていくのだ。 年収1200万円の生活が一転 「まさかこんなことになるなんて……」 50代の男性はそう嘆く。彼はかつて誰もがうらやむエリートビジネスマンだった。外資系IT企業を渡り歩いてキャリアアップ。ピーク時の年収は1200万円に上り、充実し
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