のっち 正直に言うと私、「FF」はそんなに詳しくないんです。「16」はやったんですけど、「10」は途中まで、「14」も序盤までしかできてなくて。だから私の中で吉田さんは「NieR Re[in]carnation」の公式生放送に「14」コラボの話をしにくる偉い人っていう認識で(笑)。基本的な質問ですけど、吉田さんは「14」のどこから携わっているんですか? 吉田 スクウェア・エニックスには「ドラクエ」の開発として入社したんです。もともと、今はなくなっちゃったハドソンという会社で「ボンバーマン」とかを作っていて、縁があって「オンラインの『ドラクエ』を作るから来ないか?」って声をかけていただいて。それでしばらく「ドラクエ」を作っていたんですが、「14」の最初のバージョンがリリースされたときに「遊べることが少ない」とか「ラグが大きくてちゃんと遊べない」みたいな問題が多くて、総指揮として入ってそれをな
ファイナルファンタジー16 被害者たちは神を殺せたか④ 【FF16が目指したものは何だったのか】【FF17はどうなるのか】 FF16が目指したものは何だったのか「③「謎」のゲーム、FF16」からの続きです。 僕は謎なのです。 FF16は、どこまで意図してこうなったのか、ということが。 こうして完成したFF16とは、マーケティングリサーチの結果を反映したものでしかないのか。 つまり、今僕がFF16から受け取っている印象からそのまま、スクエニの意図を解釈すると、以下のようになるのです。 「マーケティングリサーチの結果、ファイナルファンタジーはもはや子供も日本人もやらないので、全世界のおっさんおばさんたち向けのゲームになったが、一方でおっさんおばさんたちは大人ではなく複雑な話を理解してくれないので、単純にした」。 スクエニが単純だからこうしたのではなく、スクエニが僕たちのことを単純な奴らだと思っ
「謎」のゲーム、FF16「②被害者たちのオンパレード」からの続きです。 ここからは、ストーリー上の謎について考えてみます。 このゲーム、めちゃくちゃ謎が多いです。 謎について考えるとは、解釈とか考察するとかそういうことではなく、極めてシンプルな話で、僕はFF16の話の意味が結構よく分かってないのです。それについて書きたいです。 僕、このゲームやっていてかなりの部分で納得できなかったり訳が分からなかったりしました。たぶん、分かったところの方がはるかに少ないです。 「お前よくわかってねえのにきついとか単純だとか一方的に難癖付けてたのか」、と思われると思いますが、すいませんその通りです。単純なのに意味が分からないというのは我ながら奇妙ですが、今の僕はそう言うしかないのです。 これらの謎は突き詰めると、僕のFF16に対する「単純な被害者のゲーム」という批判を強化するかもしれないし、逆に僕の見る目の
被害者たちのオンパレード「①FF16はどんなゲームか」からの続きです。 ということで、これから本格的にFF16に対する文句を書いていくんですが(前項までそうじゃなかったみたいですが)、その裏にはスクエニなりの動機、理由があることも僕なりに踏まえたいと思います。 「エンターテイメントとは何か。みんなに受け入れられるとはどういうことか。売れるにはどうすればいいか。失敗しないためにはどうすればいいか。そしてそれを、国内だけでは立ち行かないので世界でクリアするには」といったすべてをスクエニがめちゃくちゃ考えた結果、このゲームが出力されたことはよく分かっています。 僕は、僕が考えるようなことは基本的に、すでにスクエニが当然一度は考えたことだという前提に立ちます。 僕や他のプレイヤー程度が考えることはスクエニも当然考えている。数十億円かけて数百人の人間を動かす(実際いくらで何人か分かりませんが)という
16回目の最終幻想平成が終わり、令和になって一瞬のうちに5年もの月日が流れ、僕はよりおっさんになり、ファイナルファンタジーXVIがついに出ました。 来ましたね、この時が! 僕は発売日までに何とかゼルダをあらかじめクリアしておき、満を持してFF16に臨みました。 数週間前にクリアしましたので、感想文・レビューを書きたいと思います。 最初は軽く書くつもりだったんですが、書きたい事が後から後から出てきて25000字超になってしまいました。下手したらFF16やってた時間より、この感想について考えてた時間の方が長いです。メモを含めて40000字超えてしまったのを削っての25000字なので、ご勘弁ください。 ただ正直に言って、僕は思いました。何を俺はこんなに長々と書いているんだろうと。真剣にFF16のことを考えている人なんて、世の中にどれくらいいるだろうかと。みんなしゃべっているのはゼルダのことばかり
好評発売中のPlayStation®5用ソフトウェア『FINAL FANTASY XVI』のDLCを発表します! 新たなトレーラーも公開しましたので、ぜひご覧ください。 DLC第一弾「Echoes of the Fallen《空の残響》」は本日12月8日(金)販売開始です。DLC第二弾「The Rising Tide《海の慟哭》」は2024年春発売予定です。また、ふたつのDLCをセットでお得に購入できる「エキスパンションパス」も発売します。
【月間総括】残念な結果のFF16が引き起こすスクエニの組織改革と,PS5で年間2500万台を目指すSIEの目標 今月は決算について述べていきたい。 先月の連載ではソニーと任天堂の話をメインに据えていたが,スクウェア・エニックスやファイナルファンタジー(FF)に対する関心の高さをうかがい知れたと感じているので,まずはスクウェア・エニックスについて話そうと思う。 先般開催された決算説明会では,(1)FF16は想定内の上限か下限かであれば,もうひと伸び欲しかった,(2)FF16がもうひと伸び足りなかった背景にはPS5の普及率の低さがあり,普及率に合わせた施策を打つ,(3)開発費は全額計上したので今後は利益になる,などが語られた。 会社側としては,FF16は相当に頑張ったもののPS5の普及率が壁になり,今一つだったということだろうと東洋証券としては認識している。 そのうえで,第1四半期決算に関して
スクウェア・エニックスは、6月の『ファイナルファンタジーXVI』発売以降に20億ドル近く(約2900億円)の時価総額を失っており、Bloombergの報道では同社の回復能力に疑念が投げかけられている。 同社の株価は2023年6月22日の『ファイナルファンタジーXVI』発売以降に急落をみせている。 PS5独占タイトルである『ファイナルファンタジーXVI』は発売週に300万本を売り上げたが、ネット上ではスクウェア・エニックスの販売目標を達成したのかどうかと話題になっていた。7月、スクウェア・エニックスはIGNに対し、『ファイナルファンタジーXVI』の売れ行きはPS5の普及状況と比較しても「非常に好調」であると語っていた。 『ファイナルファンタジーXVI』の売り上げに詳しい人物がIGN USに語ったところによると、発売以降は売り上げが大きく低迷したが、まだ大きな失敗作だとは考えられていないという
『FF16』は、『ファイナルファンタジー』シリーズ最新作。舞台となるのは、クリスタルの加護を受けし大地ヴァリスゼア。この地では、クリスタルの巨塊“マザークリスタル”によってエーテルが供給され、剣と魔法の世界で人々は暮らしていた。ロザリア公国、ザンブレク皇国、ウォールード王国。それぞれの国がマザークリスタルを保有することで均衡が保たれていたが、世界が“黒の一帯”に蝕まれることで、そのバランスが崩れつつあった。主人公となるのは、クライヴ・ロズフィールド。ロザリア公国の第一王子であるクライヴは弟と共にナイトとして鍛錬を続けていたが、とある悲劇へと巻き込まれていく。 本作の発売以来、コミュニティからさまざまな意見が寄せられているそうだ。その中で特に「この世界の物語とキャラクターの活躍をもっと見たい」との声があったという。そうした声もあり、DLCの開発をスタートさせているそうだ。DLCは有料であり、
『FF16』、大好きです。 『FF16』、最高傑作だと思います。 でも、歴代で一番嫌な気持ちになるFFだと思います。 記事タイトルにも書いてあるんですが、実は私……ナンバリングのFFを一通り触っているんです。いや、そんなに誇るほどのことでもないし大して重要でもないので、「へぇ~FF好きなんだ」くらいの感じで素通りしてください。 でも、「ナンバリングのFFを発売日に買った」のは、今回の『FF16』が初めてなんです。 多くのゲーマーのみなさまが通っているかもしれない、「発売日にナンバリングFFを買う」というイベント……私は『FF16』が初めてなのです。だからある意味、私にとって『FF16』はお祭りのようなゲームでした。新しいFFが、いよいよ世に出る。新しいFFが、とうとう発売される。待望のタイトルが、やっと世に出る。 このドキドキ感、人生で初めてでした。 この胸の高鳴り、人生で初めてでした。
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