1953ColdSummer : (地震による遅延で)やっと家に届いた『PIRANHA 3D(ピラニア 3D)』は、期待を裏切らぬ血とおっぱいと切株の祭典でした。 PIRANHA 3D (邦題未定) PIRANHA 3D 2011/アメリカ 監督:アレクサンドル・アジャ お魚さんについばまれて死ぬ、というシチュエーションの何というか間抜けなイメージは、その「お魚さんについばまれる」という状況、或いはそんな状況に陥る過程の間抜けっぽさに由来するものであって、常日頃から我々人類は地に足を着き、お魚さんを捌いて食べる側である、という大前提のもとに成立するものだ。 『ジョーズ』なんかにはそんな間抜けっぽさは感じねえぞ、この野郎! と憤る向きもあろうが、あれはサメのその巨躯と特撮技術、男の絆がガチガチに撮られているから間抜けっぽさを感じねえんであって、これはごく例外的な一例だとわたしは思う。と同時