地方競馬の黄金時代―廃競馬場に消えた伝説の名馬たち 作者: 青柳健二,斎藤 修出版社/メーカー: 戎光祥出版発売日: 2009/06メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 26回この商品を含むブログ (5件) を見る 福島幸三郎厩舎の奥から3番目の馬房。ぐるりと壁から天井までゴム板が張られた重装備。ロジータの短く激しい競走生活の証が今もそのまま残されている。 「とにかくキック力が強くて、最初は壁に穴が開いてしまってゴムで補強したと思ったら、そのうち天井まで蹴るようになってね。あっという間に全面ゴム張り。このあと入った弟妹たちにも蹴り癖はあったが、天井までは届かなかったなあ。どこまで蹴り上げるか成績に比例したのが不思議だったね」と懐かしむように福島調教師は微笑んだ。 「川崎の競馬ファン永遠の女神 ロジータ」/中川明美 おれが大学をやめてふらふらニートをしていたときのことだ。昼間の川崎開催
