2015年10月14日のブックマーク (1件)

  • 常識的道徳の悲劇を乗り越えるために――「深遠な実用主義」に向けて/阿部修士 - SYNODOS

    税制、福祉、中絶、同性婚、環境規制……何が正義か、誰がどんな権利をもつのかをめぐって現代社会は引き裂かれる。人々が自分の考えを心の底から正しいと信じて争うとき、対立を解決する方法はあるのか? ジョシュア・グリーンの『モラル・トライブズ』から阿部修士氏による解説を転載する。 これまでのとは一線を画する、新たな道徳哲学のがついに翻訳・出版された。著者のジョシュア・グリーン氏は、若くしてハーバード大学心理学科の教授となった新進気鋭の研究者である。彼は二一世紀初頭に、「少数の命を犠牲にしてでも多数の命を救うべきか?」といった人間の道徳判断に関わる脳のメカニズムを、世界に先駆けて報告し、一躍時の人となった。 彼の研究は心理学と神経科学、そして道徳哲学を独創的に融合させたものであり、今なお世界中の多くの研究者に多大な影響を与え続けている。書は彼のこれまでの研究の集大成であり、極めて野心的かつユニ

    常識的道徳の悲劇を乗り越えるために――「深遠な実用主義」に向けて/阿部修士 - SYNODOS
    njamota
    njamota 2015/10/14
    「 「幸福を公平に最大化する」功利主義の背後にある価値観…自身と他者とで幸福や苦痛の価値に違いはない」これは人の直感に沿うものであり我らと彼らの対立を解く鍵だと。ジョシュア・グリーン:モラル・トライブズ