「週刊ダイヤモンド」3月26日号の第1特集は「ニッポンご当地まるごとランキング」。その中から、都道府県別の「男余り、女余り」のランキングに関する記事を特別公開します。人口減少時代に入る日本にあって、若年層の婚姻率上昇は地方行政の最大関心事の一つ。ところが、ある地域では女余りに苦しみ、片や別の地域では男余りと、大きな格差が生じています。 【詳細画像または表】 「北関東あたりから男を呼び込めないか、というのは九州の知事共通の悩み。本音は独身男性だけ欲しいが、あからさまに限定できないのがつらいところ」 そう苦悶するのは、九州某県の幹部だ。九州8県+山口の知事で構成される「九州地方知事会」。そこで話題となったのが、地元の独身女性のための“婿取り”だという。 図を見てほしい。各都道府県において、女性人口が男性人口を何%上回っているかを表している。 女性人口が男性人口を1割以上、上回るのは計1