CDNを利用する上で避けては通れないのがDNSとの関係です。CNAMEレコードには制約事項がありCDNを利用する上で課題となる場合があります。今回はApexドメインという特殊なドメインとCNAMEレコードの制限についての紹介です。 CNAMEレコードとはCDNはDNSの仕組みをうまく利用しアクセス元から一番近いエッジサーバーのIPアドレスを応答後、最終的にネットワーク的に近い場所にあるエッジサーバーへ誘導します。これらのロジックを利用している関係上、CDN事業者への切り替えはCDNベンダーが提供するサブドメインにCNAMEレコードを定義する方式が必須と言っても過言ではありません。 まず、CNAMEレコードについておさらいです。CNAMEとは既に定義されてるドメイン名の別名を定義することです。おなじみのAレコードは以下のようなフォーマットでドメイン名とIPアドレスを1対1で紐付けます。※DN
AWS上でとあるシステムを作っていました。そのシステムを簡単に説明すると 画像や動画のような静的なファイルを閲覧することができる ログイン機能がある ログインしないとその静的ファイルは閲覧することができない といった感じのもの。ただし、静的ファイルはS3にアップロードしていて、CDN(今回はCloudFront)を用いてキャッシュしている。 システム構成 今回作成したシステム構成は以下のようになっている。 CloudFront 通常のリクエスト Route 53 → CloudFront → ALB(Application Load Balancer) → EC2 静的ファイルへのリクエスト(ここでは/S3/*に対してリクエストが来た場合とする) Route 53 → CloudFront → S3 このようなルーティングの設定は「CloudFront→Behaviors」で以下のように設
こんにちは、岩城です。 今年もre:Invent開幕しましたね!弊社は深夜にも関わらず多くの社員がワイワイガヤガヤしていたようですが、私は夜中に起きていられない人なのでいつもどおりの生活リズムで過ごす予定です。そういう意味でも現地で参加できたら良かった さて、What's Newを見ていると気になるアップデートがありましたので紹介したいと思います。 Amazon S3 Bucket Keys reduce the costs of Server-Side Encryption with AWS Key Management Service (SSE-KMS) なにやら「S3バケットキー」という見慣れない単語がありますね。 S3バケットキーを使用すればSSE-KMSのリクエストコストが最大99%も削減できるみたいです。 まずは、SSE-KMSの導入とS3バケットキーがないことによるKMSへの
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