八谷さんが作って居る「メーヴェ・・のようなモノ」の紙飛行機を入手した。早速作ってみた。 八谷さんは、実際に人が乗れる大きさの「メーヴェ・・のようなモノ」を製作して居て、愛地球博にも展示したくらいだ。既に完成していて、後は試験飛行を残すのみとなって居る。 紙飛行機を作ってみると判るが、この「メーヴェ・・のようなモノ」、翼端部に意外と大きな後退角を持って居る。複雑なガル翼のため、写真などでは、この後退角は判らない。 この後退角こそ、安定の秘密だ。 実際に、紙飛行機を飛ばしてみると、ピッチ軸周り(上下)の安定は全く問題ない。 だが、ヨー軸周り(左右)の安定/復元性の不足が気になった。全く飛ばない訳ではないのだが、ちょっとした横風で、ひっくりかえる。 紙飛行機を横から見ると、胴体前部、実機ならジェットエンジンが入って居る部分が大きすぎる。これがヨー軸周りの安定性不足の原因になっていると推測される。