「サグラダ・ファミリアのような」とはよく言ったもので、都心のターミナル駅はいつもどこかで工事をしている。東京駅も例外ではなく、いまは丸の内口・八重洲口ともに再開発中だ。新線の建設も進み、新たな路線の構想も浮上するなど、東京駅に関する話題は尽きることがない。 東京駅丸の内駅舎は復原工事の真っ最中。背後にそびえる最も背の高いビルは、八重洲北口の「グラントウキョウ ノースタワー」 3階部分のドーム屋根が姿を現した 工事現場には復原後の駅舎イメージも 仮囲いに描かれた丸の内駅舎。その後ろにドーム屋根も見える 1914(大正3)年に創建された3階建ての駅舎を忠実に再現するため、復原工事が行われている丸の内駅舎。復原部にあたる3階のドーム屋根はすでに姿を現しており、本年度末の竣工を目指している。 同駅舎の工事現場では、仮囲いに東京駅の歴史や復原工事の概要のほか、復原を終えた後の駅舎のイメージも描かれて