最後に軍艦島に足を踏み入れたのは1年半前のことだった。その時は、たった一時間しかなかったので、島を大急ぎで駆け巡り、写真を撮るのもやっとだった。その頃と比べると、日本での廃墟仲間とも随分親しくなり、何人かの真の友人も出来た。こういった事が、私に新鮮な風にも似た変化を与えてくれ、廃墟に関する経験も完全に新しいものとなった。 この新しい友人たちのおかげで、私とジンの端島への旅は、初めから終わりまで素晴らしいものだった。素晴らしい仲間、数えきれないほどの写真、それに酒が加わって、本当に楽しかった。この旅のことをシリーズ記事にして、皆さんにも楽しんでもらいたい。これは軍艦島の旅に関する記事の要約である。 1時間の冒険 もし、2010年の初めての行った時の記事を見逃した場合は、ここを読んで欲しい。注意:HDR写真多数あり! 迷路と地獄段 島で迷うことはまずない。 しかし、瓦礫が多いので、行