発熱など体調不良でも無理して出社した経験がある人は83.1%に上ると、転職支援サービス業「ワークポート」のアンケートで分かった。回答者のほぼ全員が「休むべきだ」と理解しつつ、職場の目を気にしてちゅうちょする様子が浮かんだ。アンケートは2月上旬に実施。同社のサービスを利用する243人の回答をまとめた。 新型コロナウイルスによる肺炎が広がる中、同社担当者は「職場での感染症流行につながりかねない。企業側と働き手側双方の意識改革が必要」と話している。 休む判断をする体調について、53.5%は「38度以上の高熱」と回答。「39度以上」は5.8%だった。