オランダの研究所であるHolst Centre、ベルギーIMEC、同Ghent UniversityでIMECが出資する研究所Centre for Microsystems Technology(CMST)などは、LEDを用いたカラー表示可能なフレキシブルディスプレーを開発したと発表した。化合物のInGaZnO TFTを用いたアクティブマトリクス型で、布に貼りつけて洗濯も可能だという。開発にはパナソニックも参加している。 このディスプレーの画素数は32×32画素×RGB、精細度は13ppi(pixels per inch)、つまり画素間隔が約2mmピッチで、平均200cd/m2超の輝度を備える。駆動電圧は7Vである。 工夫した点は、画素間をつなぐ配線を、蛇行する形状のCu配線にすることで曲げ伸ばしに対する耐性や伸長性を持たせたこと。蛇行配線は、米University of Illinois